マスコミも治世があるのなら、
魏志倭人伝に書かれていないのだから、
金銀錯嵌珠龍文鉄鏡は邪馬台国に贈られたものではない、
という厳然たる結論を確定させた上で議論してほしいものです。

そこから自然に導かれるのが、
邪馬台国関係者以外で金銀錯嵌珠龍文鉄鏡が贈られる可能性があるのは、
魏志倭人伝の記載範囲内では、狗奴国王。
それ以外に王がいた可能性はあるが、
邪馬台国が北部九州であれば、南に狗奴国なのだから、
伊都国奴国の南、日田で金銀錯嵌珠龍文鉄鏡が見つかったのなら、
そこは狗奴国、
狗奴国王が貰った。

いくら王でも、遠い辺境の倭の王に、
後漢の曹操が金銀錯嵌珠龍文鉄鏡を渡すとなれば、
その信用保証として考えられるのは、
漢委奴国王金印の封泥以外にありえない。

ここまでは確定といって言いのでは?