その頃の大和は鉄器すらない未開の地だ。
脅威でもなんでもない。
対馬海峡貿易で栄えて最先端の鋳造技術と大規模な稲作が可能になっていた筑紫の敵ではない。
後漢書でも、倭とは朝鮮半島南岸から九州北岸までの、博多を首都とする国のこと。
そして卑弥呼はその倭国の女王になった。