〜〜〜電波発信〜〜〜
天皇の稱號(しょうごう)が書いてある (萬葉集註釋 卷第一)
阿波國風土記ニモ
或ハ 大倭志紀彌豆垣宮大八島國所知天皇 朝庭云、
或ハ 難波高津宮大八島國所知天皇 云、
或ハ 檜前伊富利野乃宮大八島國所知天皇 云。

崇神天皇、仁徳天皇、宣化天皇 の称号です。
通説では天皇家や建国の歴史とは何の関わりもないはずの阿波国、その地誌で、何故、天皇の称号について書かれるのでしょうか?
役人が天皇に献上する書です。上記の天皇が阿波に関係なければ、
書けるわけがありません。書く理由がありません。
〜〜〜電波終了〜〜〜
そんな事は他の風土記にも普通に書いています。
所謂『常陸の国風土記』には、或は云ふ。巻向日代宮大八洲照臨天皇の世、
或は云ふ。石村玉穂宮大八洲処馭天皇の世と、或は云ふ。難波長柄豊前大朝八洲憮馭天皇の世。

「仙覚抄」が引用し「○○風土記によると△△宮天皇の御世だったか、いやいや□□宮天皇の御世だったかな」 と書いているだけなのです。
さも、阿波に王権があり追号したかのような記述ですね。
和風諡号ならともかくこれ宮号なので名付けとかないのですけど・・・

書けるわけがありません。書く理由がありません。(抱腹絶倒!)