〜〜〜電波発信〜〜〜
(舒明)天皇登香具山望國之時御製歌
天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙り立ち立つ 
海原は かまめ立ち立つ

海の無い奈良にカモメはいません
〜〜〜電波終了〜〜〜
国名の邪馬台(やまと)国の名が行政区の大和の国になったからややこしいですね。
千葉県千葉市って感じでしょうか。

山常庭 村山有等 取與呂布 天乃香具山 騰立 國見乎為者 國原波 煙立龍
海原波 加萬目立多都 怜■(りっしんべん+可)國曽 蜻嶋 八間跡能國者

大和にはたくさんの山があるが、特に良い天の香具山に登って、国を見渡せば、
国の原には煙があちこちで立ち上っているし、
海には、鴎が飛び交っている。本当に良い国だ、【蜻蛉島の日本(やまと)の国】は。

【蜻蛉島って言うのは日本列島を指している】のです。四国ではありませんね。
仮にも天皇が聖山に登って国見をして「海は遠いから見えな〜い」と歌う訳がないですね。
このような歌は、本当に山の上で歌うのでしょうか?私は歌会のようなところで想像しながら歌うものだと思っていました。加えて、考古学的にも大阪湾はもっともっと広かったと言う事で実際に見えていた可能性もあるそうです。
「倭は阿波、阿波は倭」の証拠になりません。むしろ、香具山が四国ではない事がはっきりとわかる歌なのです。