>>451
アハハ。どうせ中身は読んでもいないんだろうがww
その著者 笠原十九司 が下記のことに言及しているのなら出してくれたまえ。

@中支以南に陸軍は存在していなかった。
A陸軍は北支以外に軍を派遣するのを渋っていた。
(北支以外の邦人の安全は海軍の分担だから海軍がやれ!と)
B96式陸攻機は既に前年に制式採用され対米邀撃目的で
木更津その他に配備され訓練していた。
(支那を目的にしたのなら木更津に配備しない)
C作戦を作るのは軍令部と第三艦隊司令部。
D海軍省は作戦計画には関与しない。
E中支以南の4万人の在留邦人と企業の安全保護は「海軍の担当」。
F上海周辺に国民党軍直系・傍系軍合わせて約80万人が包囲しつつあった。
G日本側の陸上兵力として上海に2千人くらいの海軍陸戦隊がいるだけだった。
H帝国陸軍の爆撃によって通州事件が起きたのが7月29日。
その悲惨な詳細が明らかになり、日本国民がそれを知るようになってから
まだ1週間くらい。
当然、その状況が上海でも起きることが予想されるのは明らか。
I中国側がアメリカの支援によって強力な空軍を持っていることが
諜報活動で明らかになっており、上海周辺に航空基地を作って攻撃を
計画していることも判明していた。
J帝国陸軍の謀略による満州事変以来、シナ全土に反日、抗日の運動が
沸き起こり、在留邦人や企業へのテロ・迫害行為が頻発していた。
K軍令部総長に皇族の伏見宮を擁し、統帥部が強権を発揮できる状態にあった。
L7月16日までには、国民党軍の武器購入の状況や部隊への,命令などを無電傍受
や諜報により総合判断して、「第三艦隊司令長官の意見具申」に至っていた。
南京周辺に敵航空基地がいくつもあることが判明し、同地を攻撃が必要と判断される。
諜報により判明した上海周辺支那空軍編成 昭和12年6月現在
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●昭和12年7月の上海・揚子江流域附近の日中勢力
・国民党軍
租界近くに3万人、その周囲に中央直系軍・傍系軍の合計75万人、
空軍は作戦機281機、練習機132機を保有。
・日本海軍
海軍陸戦隊約4000人、
海上兵力は重巡3、軽巡4、空母2、駆逐艦30、砲艦10、特務艦6、
航空機233機。
・日本陸軍 存在せず
戦史叢書「支那事変陸軍作戦1」「中国方面海軍作戦1」「海軍航空概史」より
・当該地域在留邦人3万人以上

航空機は、国民党軍が数的にも、地上基地という面でも優位である。
海軍はこれで、いったいどうやって邦人の安全と権益を守れるのだろうか?
深入りしない為にも航空機を利用するしかないし、それが軍中央で実施可能
と思うが。。
いま各国が某国で空爆をやってる理由と同じ。

はっきりいってその著者 笠原十九司 が基本的なことを全く知らないのには驚く。
●小学生や女子供の邪推程度のこんないい加減な「自称学者」が増えている。

いい加減にしろよ。