確かにそうだな。
樋口季一郎は、ユダヤ人の満州国入国の手助けをしたし、満州国にはユダヤ人自治区を
作る計画もあり、既にユダヤ人の村が出来ていた。日本は同盟国の意思に背いて、
ユダヤ人を助けていたのだ。

政治的な利用という面もあったかもしれないが、「祖国」を持たないユダヤ人のために
祖国に変わる自治区を与えよう、という人道的な考えもあった筈。

国交のないポーランドから多くの孤児を迎え入れたり、戦前の日本には利害を超えた純粋
な「人道的支援」があったのだ。

アジアの解放思想とも相通じるものだ。