>>971
まだ読んでないけど、この作者の姿勢には感謝しかない。

ttps://www.amazon.co.jp/dp/4862656617/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_T.FTAbYT89MCE
明治六年夏以降、木戸と西郷の行動は、すさまじいまでの闘病記として理解できると思います。
木戸の場合、決して「うつ病」や「逃げの小五郎」でないことを、一人の医師として、
心ある方々に知っていただきたいとの一念から、ほぼ五年の歳月をかけた本書の執筆に注力いたしました。
医師としての責務に近い感慨をいだいていたといえましょう。(中略)木戸は消化器癌との闘病の末に病死します。
「木戸孝允日記」の記録を、筆者は医師として、 末期癌患者の闘病記として拝読し、胸の熱くなる思いをしました。(「おわりに」より)