>>240
便利だからそれでいいや、はそれでいいんだが、安直なのはねぇ。
ユーロが(米ドルに肩を並べられる可能性があるから)便利でいいや、ってどうなった?
ギリシャみたいなのは特殊としても、イタリアやスペインに足を引っ張られっぱなしでドイツ(それも旧西側)がどうにかもっているだけじゃん。
栄光ある孤立を維持したイギリスは胸を撫で下ろしている。
リラやペセタを維持していればその両国ですら危機にならずにすんだのではないかとすら言われている。
「リラやペセタをやめたくらいでダメになる両国の経済なら所詮それまでなんだ」
君はそう言うんだろうが、な。
氏を変えるというのはそれなりの儀式。
そんな程度で家族が崩壊するなら……、と言うが、崩壊してからじゃなおらない。
離婚率云々ということも言われているが、それは関係ないだろうね。離婚のエネルギーは相当のものらしいから。
それこそ、氏がいっしょなくらいで夫婦が続くわけもない。

祭りはね、多くの人が参加するから意味がある。
多くの儀式がそうであるように。
「俺はこう」「お前はそう」などと言っていたら祭りにならない。
ただの儀式だから、合理的なものではない。神様なんてのは空想上のものであって、祭ろうがやめようがまるで意味はない。
でも、数百年続いている祭りはいっぱいある。
それは、安易に合理化をせずに最小限に抑えてきたからだ。そして、変えるとなったら「俺は嫌だ」と言っていた人もそれを引っ込めてみんなで同じ方向に向かったから。

維新革命の時に現在の制度を取り入れる時にも、今と同じような議論はなされただろう。
果たして、それはうまくいった。
さて、今度はうまくいくか? そこまで個人主義で大丈夫か?
別氏そのものには(違和感はあれど)反対まではせんが、選択制だけはないな。