そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
(日本国憲法前文より抜粋)

国民の代表たる国会の承認がない限りは、いかなる詔も法的には無効
明治2年の東京行幸勅令も例外ではない
ついでに言えば、戦前ですら「帝都東京、民都大阪」なる言葉があった
既に東京を帝都(帝まします都、つまり一国の首都と同義語)と呼ぶ慣習が
日本中に出来上がっていたのだ