>>142
>過剰な経済制裁はすでに侵略行為だと言える。
アメリカの経済制裁以前に、日本は軍事力で中国侵略を実行している。
侵略者に対する経済制裁はベルサイユ条約16条にもあるように、国際的には合法行為であり、過剰でもなんでもない。
石油、くず鉄以外は規制していなかったし、日本からの輸入規制も行なっていなかったので、16条規定よりマイルドでさえある。
侵略は中国に対するものでアメリカに対するものでは無いという言い逃れも通用しない。
侵略や戦争は当事国のみならず、全ての国の利害関係事項であるとの国際合意も既に形成されていた。

>敵から侵略されたから報復(抵抗)する』という大義名分
その大義名分はアメリカの国内問題であって、対外的な大義名分とは関係ない。
日本は既に軍事力で中国を侵略しており、中国側に立ち、日本と敵対する事には国際的には大義名分が成立している。
しかも、日独のように、自作自演で相手の攻撃を偽装したわけでもなく、正論と合法的行為の範囲内で追い詰めた結果、日本が自爆的に激発しただけの事だ。

>日本を戦争へと導いていった
日本の激発は予想しての事であっても、激発したのはあくまで日本の責任。
アメリカの要求はお互いに合意していたベルサイユ・ワシントン体制に戻れと言うもので、理不尽なものでは無かったのだから。

>自衛戦争であるというのが日本の見解となる
いいや。世界制服を目的としていた事、侵略であると言う判決をポツダム宣言やサンフランシスコ条約で受容しているので、
日本の公式見解としては自衛であるとの主張はしていない。

>『当時の』大日本帝国が『我が国は米英に対し侵略戦争を開始した』などと世界にも国内にも公言していない。
そりゃ、犯罪行為を公言するほど阿呆ではなかっただけの事。
現在では、柳条湖事件の自作自演も明らかになっているのに、なんで犯罪者の自己弁護を鵜呑みにするのやら。
オウムの麻原が「私はやってない潔白だ」と歌っていたからやってないと言ってるようなもの。

>そんな中で国際世論は有色人種の国である日本の味方をするだろうか。
人種問題にすり替える悪質な詭弁だね。
国際連盟は、白人国家のイタリア、ソ連に対し、当時有色人種扱いだったフィンランド、エチオピアの味方をした。
日本に対しても、支配者たる英仏は日本に融和的だったのに対し、厳粛な対応を求めたのは侵略される側の小国だった。

>パール判事が喝破
パール判事も日本の侵略を否定などしていない。
あきらかに侵略であるが、彼の法律観からすれば、侵略であっても罪に問えない、被告達の責任に帰することは出来ない、と言っているだけ。
ちなみに、パール判事の論の支離滅裂さは「東京裁判神話の解体」などに示されているので参照されたし。