>>240
やはりあなたの視点がみえない。
「慰安婦はそうじゃないでしょ」といわれても……。

慰安婦のおかれた環境はじつに千差万別。

確かなのは「親による身売り」という典型的な人身売買すら
是認する「奴隷制」の下に拘束され働かされた現実です。

それは16世紀の戦国時代の昔から、日本の奴隷を生む風習
のひとつ≠ニ西欧が認定していた人倫を喰らう文化でした。
(*岡本良知 『十六世紀日欧交通史の研究』原書房 1974頁758)

その「風習」に対し日本は、1872年、就・廃業の権利を娘に
与えることで、辛うじて「文明国」の体裁を取りつくろいました。
(拙>>235参照)
その体裁すら破壊した制度を、平山さんの福沢諭吉像の視座で、
眺めたとき、どのように映るものなのか是非シミュレートしてみて
いただきたい次第です。
できれば平山流石河像と比較し、お考えいただければと思います。