>>諸氏
自分は平山さんのアプローチは一石を投じたと思うです。
が、結論の石河陰謀説?にはついていけません。
逆にいえば、「文責をもちたくないから、この件は
お前がこんな調子で」とした可能性もなくはない。

諸般の事情で当時そう主張せざるを得ないと判断したが、
自分で手を汚す気にもなれなかった、とか。
慰安婦問題への戦前の外務官僚の態度にはそれを感じます。

坂野潤治氏は戦前日本が帝国と立憲の間を揺らいだように書いて
いましたが、立憲の外務官僚的には人身売買条約違反の業者に
「旅券」発給は認めがたかった。ゆえに天皇大権もつ軍の権限で
やってくれ、と責任を回避した。拙>>232
結果、軍の身分証を旅券がわりに指定業者は人身取引罪の
適用をまぬがれ女性を出国できたわけで……。
わしゃ知らんということ。

これは奴隷否定の外務省サイトの見解にも似た臭いがします。
外務省サイトでは「なぜ奴隷条約に抵触しないか」の論理展開
一切なし。「トップの者がこういってます」と書くだけ。
……内容説明など命じられても官僚としては明文化できないから
ああした記述で責任を回避した。
(政府見解を盾にした2000年高裁判決もその類)
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history2/1495943012/412-413

p.s.(失礼しました)
>>216&218訂正
× 1898年
○ 1896年