>>418
>この愚劣な「瘠我慢の精神」とやらを福沢の言う愚民にまで徹底教育し、一億玉砕まで達したわけだから。

【「戦前の軍国日本」絶対悪】という戦後教育を受け、洗脳され、未だにその呪縛から抜けられない
日本人の典型的な意見だね。
  妄想が膨らんで、諸悪の根源は「明治維新」そのものにあると考えるに至り、明治維新によって
樹立された近代国民国家「大日本帝国」を「軍国日本」として全否定。
  啓蒙思想家・教育者として人材を育成し、国民、社会を啓蒙し、指導し、向かうべき道筋を生涯、
照らし続けた福沢諭吉をも全否定する。
  しかし、「軍国日本絶対悪」を教え込んだ戦後教育が、実はアメリカ政府(ルーズベルト&
トルーマン両大統領)による「日本人に自虐史観を徹底的に植え付け、二度とアメリカの脅威に
ならないようにする」政治プログラムに則って実施されたものであることは今では周知の事実に
なっている。
  さらに、「侵略国家日本」、「好戦的で残虐な日本人」のイメージを植え付ける根拠とされた
様々な「歴史的事実」を否定する重要文書が近年相次いで解禁されている。
 ・ハーバート・フーバー・著、ジョージ・H・ナッシュ・編 『裏切られた自由』(原題:Freedom Betrayed:
  Herbert Hoover's Secret History of the Second World War and Its Aftermath, Hoover Institution
  Press, 2011) 渡辺惣樹・訳、草思社 (2017)
   *ハーバート・フーバーは合衆国第31代大統領(在任:1929〜1933)
 ・ハミルトン・フィッシュ(Hamilton Fish)・著、岡崎久彦・監訳 『日米・開戦の悲劇』(原題:"Tragic
  Deception", 1983) PHP文庫 (1992)
 ・解説書; 青柳武彦・著 『ルーズベルトは米国民を裏切り日米を戦争に引きずり込んだ ーアメ
  リカ共和党・元党首H・フィッシュが暴く日米戦の真相−』 ハート出版 (2017)

あの未曾有の敗戦から73年経った今、あの戦争を戦前・戦中・戦後の全てにわたって客観的に
見つめ直すための資料が揃い始めたのは大変良いことだ。
 因みに、私自身は、明治維新は日本が近代に成し遂げた世界に誇るべき偉業であると考えて
おり、福沢諭吉を尊敬している。