しかしこの事件の行間からは、西郷の本能的な政治的気質がチラチラとかいま見えるのだ

すなわち、西郷の政治判断の基準は「そこに正義があるかどうか」「不正があるかどうか」ではなく
「西郷におもねっているか」「西郷にしっかり根回ししているか」なのではないか