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国民党の「中央宣伝部半年中心工作計画」によると宣伝部の下部組織、国際宣伝処英国支部(ロンドン)の「責任者」のトップはティンパリーを含む欧米人3人、中国人2人の計5人で工作者は「四十余人」。
工作目的は、英政府と議会に対中借款の継続や抗日戦争への支援を働きかけることや、英植民地に日本製品不買運動を広げること。
史料によるとティンパリーの工作内容は(1)英国政府要人と国会議員に面会し、「わが抗戦、建国の真意を伝える」(2)5月に英国各地で講演(3)6月に訪米し講演(4)専門書1冊を執筆−などと具体的。
産経新聞が入手した米コーネル大図書館所蔵の史料からティンパリーは37年には既に国民党側から月額1千ドルの活動費を得ていたことも、国際宣伝処の「顧問」を務めていたことも明らかになっている。
その国際宣伝処の「顧問」で、月額1千ドルの活動費を得ていた、オーストラリア人の、ティンパリーが「南京事件」の当時、英紙マンチェスター・ガーディアンの上海特派員で、南京にいた欧米人の手記などをもとに、旧日本軍による南京占領を告発している。

唯の宣伝工作じゃないか。