>>181
いいね。最初のが一番好みかも。安定の棕櫚の木だね。
中廊下型の近代和風住宅に、玄関脇に書斎や応接室として洋館又は洋間が付いてるのが、日本住宅の至高だと思う。前に出た同潤会江古田住宅の佐々木邸とか最高。
佐々木邸 NHK動画
http://www2.nhk.or.jp/archives/michi/sp/cgi/detail.cgi?dasID=D0004990147_00000

既出だけど、東松山の洋館付き住宅を再掲。
https://www.fastpic.jp/images.php?file=2459659626.jpg
https://www.fastpic.jp/images.php?file=2373244446.jpg
個人的に主屋、洋館、庭、門柱等この様式の中でもかなり美しい部類だと思う。

それから、板橋駅周辺で見つけた洋館付き住宅。
https://www.fastpic.jp/images.php?file=0425354941.jpg
https://www.fastpic.jp/images.php?file=3694678406.jpg
こちらも安定の棕櫚の木、古い門柱もある。後ろに主屋が見える。

あと昭和9年の映画「隣りの八重ちゃん」の住宅も洋館付き住宅だ。これは住宅だけでなく当時の生活様式も垣間見れる。
縁側が家の中と外の「曖昧な」部分として機能してて、佐々木邸の能登路さんが言っていた通り、「季節が家の中に自然に入って来るような生活のリズム」と言うのがよく分かる。
凄く豊かさを感じられ憧れる。
昭和9年「隣りの八重ちゃん」
https://m.youtube.com/watch?v=ALBwuziiMos

今の住宅は、和室も洋室も半端で、家全体が安っぽいよね。大量生産だから私の住宅の此処は誇れる!っていうものもない。
伝統的様式の継承って点では、今の家は客間がないから、床の間があれば私的と公的両方使えて汎用性が高く、客人を止まらせるような時に便利な和室はこれから復権の余地があるんではないかと思う。
少し洋館付き住宅から逸れてしまった。