国内初の超高層ビルである霞が関ビルディング(1968年竣工)の設計メンバーが中心となって、1967年に創立した。本社は東京都新宿区。黒川紀章などの有名建築家との共作も手がけている(国立新美術館など)。 創立当初から、京王プラザホテル(1971年竣工)、新宿三井ビル(1974年竣工)などの超高層建築の日本におけるパイオニアとして知られてきたことに加え、1980年代以降は、自然エネルギー利用や屋上緑化といった数々の「環境」をテーマとした作品を一貫して発表し、「環境の日本設計」として知られている。近年の環境意識の高まりによって注目を集めた愛知万博長久手日本館(2005年)、北海道洞爺湖サミット国際メディアセンター(2008年)、上海国際博覧会(上海万博)日本館(2010年)、虎ノ門ヒルズ(2014年)などの設計を担当している。 毎年発表されるBD World Architecture 100の2021年版では、世界ランキング18位となっており、日本の組織設計事務所としては2番目の規模である。

出身者 六鹿正治 淺石優 池田武邦 隈研吾 千葉学 大木雅彦 大野二郎 長堀嘉一 内藤徹男 白江龍三 上利益弘 小野隆生 千鳥義典 村尾成文 福田卓司 若井康彦 松本良多 中間荘介 三塩達也