[[核の冬]]がどうやら恥ずかしい品質に留まっている様子・・・
誰か改善してくれないか
俺には無理


日本人だけが知らない「核の冬」の真実
湾岸戦争が動かぬ証拠に、カール・セーガンも誤りを認める
JBpress 2019.5.13(月) 数多 久遠
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56337

一般の認識がどうなっているのかについての指標とも言えるウィキペディアの日本語版と英語版を比べることで、この問題を考えてみたいと思います(以下、ウィキペディアの記述は2019年5月6日時点のもの)。

日本語版、英語版で大きく異なるウィキペディアの記述
 比較してみるのは、当然「核の冬」です。日本語版ウィキペディアの「核の冬」ページを見ると、これだけ普遍的に認識されているものとしては、驚くほど記述が簡素です。
しかも、核関連ではあるものの、「核の冬」とは関係のない放射性物質の飛散などについても書かれており、実質的な「核の冬」についての記述は概論程度に留まっています。

日本語版ウィキペディア冒頭にある
「核の冬(かくのふゆ、英: Nuclear winter)は、カール・セーガンらにより提唱された現象で、核戦争により地球上に大規模環境変動が起き、人為的に氷河期が発生する、というもの」
という表記の単純な間違いを指摘しておきましょう。

「核の冬」(Nuclear winter)という表現は、セーガンではなく、リチャード・ターコ(Richard P. Turco)によって作られたものです(日本語版はセーガンの知名度、または権威を利用するための記述となっているのでしょう)。