昨日まではバーンに付いて書いたので今日はロッキン・オン(以下RO)に触れる 
今日はパソコンだ

雑誌に取って営業的に1番重要なのは言うまでもなく広告である。極端な話、発行部数
などどうでもよかったりする
今のこの雑誌不況の中、女性ファッション誌だけは乱立出来て居るのは広告収入がある
からなのだ

ROの原点(方針)とは「ロックの基本はラジカルである事」だった。
しかしROほど広告至上主義の雑誌は音楽以外でも自分は知らない(1990年代限定)
元々ROのレビューは抽象的にやんわり書くのが普通なのだが広告に寄ってレビュー内容
が露骨に代わるのは有名な話。カラー1ページ、白黒1ページ、カラー半ページ、白黒半ページ
逆に言えばどんなインディー系のバンドでもカラー1ページさえ打ってしまえばやんわりと
購買意欲を誘うようなレビューになっていた

そもそもグランジもへったくれもなかったのだ

それとこれだけは書いて置きたかったのだがバーン&RO共に新人(1stアルバム)で白黒
ページにインタビューが載っているのはメーカーが金出してページを買いインタビューの設定
までして載せて居るのである。(例え広告を打っていたとしても)
広告を打つ⇒インタビュー設定(大抵は国際電話で勿論電話料金もメーカー持ち)
マイナーなバンドで発行部数に影響を与えないようなバンドは永久にこれの繰り返し
そうなって来るとアメリカでミリオン売れてようがダブルミリオン売れてようが日本のメーカー
は見切ってしまう

因みに1990年〜2000年までで発行部数でROがバーンを超えたつ月はなかったはず
ROは割とバーンを茶化す言論もあったがバーンはほとんど相手にしなかった
1度RO社長の著書「ロック微分法」に対して東大理化U卒業の2代目編集長がとても
自分には解けませんと兪やしたぐらいで