リベラルからすれば、左翼がどんどんすりよってくるのがホントうざい。

その「左翼」とは、山口二郎のような右翼社民勢力ではないか。
われわれは、ドイツ社民党に象徴されるような改良主義は左翼と定義付けてはいない。
彼らは、右転落すること必然だからだ。

蓋し、哲学には唯物論か観念論か、この二つの道以外に第三の立場はない。
そしてすべての存在は対立するものの両面を有し、その統一として存在している。
しかし、やがて対立は従来の統一物のなかで両立しえない関係になる。
その結果、古い統一は崩壊し、新しい統一が誕生する。

したがって、現在の瞬間にいかに確固不動のように見えようとも、
すでに合理性を失ったものは崩壊する。
私は、盤石なようにみえたアベ政権の現在のありように、改めてそれを確信した。
歴史的使命を終え滅びゆく階級に代わり、人類が残した尊い遺産を継承し、
発展させるものは労働者階級である。知識階級は、その知能になってのみ正しい知識を育てていく。