エアコン設置工事における保安確保の徹底と省令改正 編集
平成20年(2008年)12月、電気工事士法施行規則の改正に伴い、原子力安全・保安院より「解釈適用」が出されエアコン設置工事における電気工事の範囲の明確化が行われた[16]。電気工事士の資格が不要な「軽微な作業」とされた内容のうち主なものは次の通りである[13]。

600V以下で使用するエアコンの室内機及び室外機の接続端子に内外接続電線を差し込む作業
600V以下で使用するエアコンに接地線を接続する作業、接地線を接地端子に接続する作業
なお、600V以下であっても電線や接地線を継ぎ足して接続する場合や、接地極を地面に埋設する作業等は電気工事士が行う工事となっている。