>>255
こちらの音源は確かに、下の響きにかなり寄っていますね!
稲葉さんのB'z結成前のスタジオ録音を聴いた事がありますが、その時は今の発声とは全く異なる
下に響きの広い太ましい声だったと記憶しています

うーん、"何々がしっかりしていたからこそ、今の声がある"と言うのは
サモエドさんを含め、"そういう経験があったから"仰ることであって
それは結果論であり、必ずしもそれを辿らなければならない、とは私は思いません
(勿論、素晴らしい先人の言葉で、参考にすべきお話であり、決して間違っていると言っている訳ではありません)

そう言った意味で、"豊かな下の共鳴腔の確保"という意味でのチェストの練習は、稲葉さん的な発声の体得に直接的には関係しないと思います
ただ、上手な方々は皆ある程度幅の広い発声が出来る自由な喉を持っていて
その1つにチェストも確実に含まれ、それ故に自由な声を目指すのであれば必ず鍛錬が必要な項目であると感じます

ふんわりとした返答ですみせんが、こんな風に私は思っています
少なくとも言えるのは、稲葉さんの発声の響きを模倣する事とチェストの響きを鍛える事はかなり異なる練習かと思います