歌の表現だと例えば天城越えの1番の歌詞で比較すると

@坂本冬美(和歌山県出身:母音の響き中心
https://youtu.be/jja00RNEB74
A石川さゆり(熊本県出身:無声化、息遣い
https://youtu.be/RHvV8CvLfUA

好きずきではある。
しかし石川さゆりの方が、女の情念をより掘り下げて表現出来ているように個人的には感じる。

演歌の場合は無声化は出身地の関係も大きいかも知れない。

熊本は無声化の慣習を持つが、和歌山にはない。
同じく和歌山生まれで大阪育ちの天童よしみは無声音はあまり使わず母音の響き中心だ。
無声化の文化を持つ神奈川出身の美空ひばりと天童よしみの『悲しい酒』を聴き比べると二人の差異が良く分かる。

また石川同様、熊本出身の島津亜矢や八代亜紀は無声音もよく使う。

メロの語りに心が乗らないと感じている人は、無声化や息を流すことも表現に取り入れることで改善されるかも。

ただし、あくまでも響く声があって、初めてこのような無声化や息が効いてくると考えた方がよい。
そのまま真似しても、講師から言葉が聴きとれないから、もっと母音をハッキリ発音しなさい≠ニ注意されそうだ。

ただ、個人的には喉の力みをとるのに有効な方法だと感じている。
硬い裏声ばかりでファルセットが良く分からないという人のヒントにもなるかも知れない。

まあ、こういった息や子音は、洋楽の方が参考になるけどね。

>本当はぴよ丸(たまご)氏の喋るように歌う≠ノついてレスするつもりだったが、時間切れ。
次回にでも。

以上です。