ダイナミックマイク購入検討に向けた聴き比べ感想
RECでコンデンサーと違う音で録りたいという目的と、カラオケに持って行った時の使いやすそうかという観点から、気になったものについて

【参考ページ】
https://info.shimamura.co.jp/digital/special/2017/10/117491

●SM58
すごくダイナミックっぽい、ギラギラ・ジリジリとしたカンジ。伴奏と一緒だと違和感なく聞けるが、ボーカルのみだとやや嫌なジリジリと個人的には感じる。鳴った感じがせず、籠った感じという評判も頷ける。ただ、それらの裏返しがダイナミック特有の強い音でもあると感じる。定番ダイナミックマイクの音を知るという意味でもアリ。なお、BETA58Aの方は自分にはちょっと耳に痛いかなぁ
●E935/E945
コンプEQを利かせたような平面的な音でバランスが良い、全体像が抜けてくる感じ。リバーブ乗りが非常に良さそう。E945の方が、高域が伸びて、場合によっては耳に痛そう?(58Aよりは控えめ)現代的で、POPSであれば一番どんな声・曲にも合いそうな感じ、ロックもこなせそう。ダイナミクスの大きい声で聴かせるバラードや、空気感のあるアコースティック系は苦手そうかも?
●AE6100
EQで中高音をグッと上げた感じのエネルギッシュな音。抜け!!!って感じに突き抜けてくるのに、耳の痛さが全然ないのが凄い。POPSとROCKを歌うには持ってこいで、オケ板では好きなヒト多そうな音。AE4100の方が落ち着いていて音自体は好きだけど、大音量の伴奏に合わせるならやっぱりこういう音作りがベストよね。E935/945と同様、作ったような音感は否めないけれど、アコースティック系でもない限り、伴奏と合わせれば自然な感じ。
●D5/D7
腰の据わった落ち着いた音色、やや硬派なギュッと詰まった中低音でバランスが良い。D7はD5の音にさらに上の空気感だけを足した感じ。肉声感があって、ボーカルオンリーの音だと個人的には一番好き。D7の高音は歯擦音が少し気になる可能性がありそう。高音のギラっとした痛さはなさそうだが、反面、高音が抜けて来ないので、音が遠く、伴奏に埋もれやすそう。でも好きな音。