>>981
感覚論のお話かと思っていましたが、理論のお話をされていましたでしょうか?

お示しいただいた図は、声門の開き方的に、図の上(扇の孤)側が披裂軟骨側という理解なのかなと思いますが、
私の知る解剖学的知識の上では、上図(普段の地声)で示される様な、披裂軟骨の反対側の声帯部分についてのみの閉鎖を行う運動は、無いものと理解しております
(そういった意味で、同様に、そちら側だけを「開けておく」ような運動も、解剖学上起こり得ないかと思われます)

披裂軟骨側のみが強く閉鎖される状態(披裂部発声)であれば、甲状披裂筋や輪状甲状筋の働きが不十分かつ披裂筋が過剰に働いた場合は想定されるのかなと思いますが、そちらを意図されていますでしょうか?

ご参考にどうぞ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/112/2/112_2_86/_pdf/-char/ja