>>329
そもそも、騎手が本能的に持っている「馬の速度感覚」というのがある。
キャンターならハロン15秒、レース中の追走はハロン12秒台、スパート時は11秒を切るぐらい。
騎手は自分の足でコースを走ってる訳じゃなく、あくまでも馬の背中の上で速度だけを感じてるから、もしハロン11秒台で馬が走り続けたら「速い」と感じるだろう。
自分の足で駆けていたら「走りやすい路面だからこれはオーバーペースじゃない」と感覚的にわかるだろうけどね。
だからその感覚を超えて速いタイムが出る馬場になれば騎手は抑え気味になってしまうのは当たり前。これは頭で理解して出来ることじゃない。

これが正しいかどうかは時計のかかる馬場やダートのレースで極端なスローペースがほぼないことから証明されている。

馬場が速くなればスローペースが増える理屈をいい加減理解すべき。

2003年の府中改修から上がり33秒台のレースが激増してる事実からもちゃんと証明されている。