【菊花賞】11か月ぶり出走ブレスジャーニー、“死んだふり”作戦で距離克服だ

 カギは未知の3000メートル。「マイラーという感じの動きをする」と佐々木調教師は決して歓迎してはいないが、
「岡部(幸雄元騎手)さんのクシロキングみたいに1600メートルの競馬をすればいい」と攻略法を口にした。

 86年天皇賞・春。2000メートルの距離までしか勝ち鞍のなかったクシロキングは13番手の後方で待機。
脚をためにため、2周目の向こう正面から一気に上がって行く、後半だけのマイルの競馬で盾を制した。
佐々木師は「前半はほっといて、2周目から行けばいい。
ダービー2着馬も負かしているし、突出した馬はいないから」と31年前の淀の名勝負にイメージを重ねる。
世代上位の素質馬が“常識”を覆すか。(橋本 樹理)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000134-sph-horse