これこそ、真のドラマである



競馬学校時代、学校始まって以来の逸材だと評価され、マスメディアが注目をした。
それを聞いた河野元調教師が関東からスター騎手作るぞ!と意気込み、三浦を受け入れた。

そして、前人未到であり20年も破られなかった天才武豊の新人勝利記録を30勝も差をつけて塗り替え、「天才現る!」、「武豊の後継誕生!」と世間をも賑わせ華々しい1年目を終えた。

しかし、2年目になると、マスメディアやサークルから持ち上げられた事により、本人が天狗になってしまい、河野厩舎スタッフとの人間関係に問題が生じ亀裂が生まれる(河野元調教師 著書にて)、
それだけではなく、落馬事故を引き起こすなどして、
関東のベテラン騎手横山典弘らから態度や競馬の乗り方について叱咤される様になり、三浦はどんどん孤立をしていき、河野元調教師もまた、可愛さ余って三浦を甘やかしてしまい悪循環に陥り、勝ち星を大きく減らす。

そして、グラドルの星野あきと交際スタート。
これには河野元調教師も手に負えず、三浦に考えを改める様に叱咤するも、三浦は河野元調教師に絶縁を望み、フリーとなった。

河野元調教師のサポートを得られず、天狗になっていた三浦はどんどん孤立していき、勝ち星を大きく減らして行く事となった。
天才の声は何処へやら、、三浦は世間からも忘れ去られていった。