2日、中京競馬場で行われた第19回チャンピオンズカップは1番人気に支持された3歳馬ルヴァンスレーヴ(牡3=萩原)が好位から抜け出し快勝、1分50秒1の勝ち時計でGI4勝目をあげた。

これで秋華賞から続く外国人騎手によるGI制覇は7週連続と記録を更新。日本人騎手にとっては苦しい状況だが「来週で止めてみせますよ」と力強く言い放ったのが関東の名手戸崎圭太J。9日、阪神競馬場で開催予定の阪神JFでは2戦2勝のレッドアネモス(牝2=友道)とコンビを組む。

「前走も同じレースで乗って見ていたんですが、とにかくスピードが凄い馬。こういう馬でチャンスをいただけるのは騎手冥利につきますね。」とゾッコンの様子。
「今年の牝馬は強い馬が何頭もいますが、僕の馬も負けていませんよ。見ていてください。これで負けたら騎手が下手糞だったという事です。」

ファンの間でも定着した感のある外国人騎手上位の図式。仁川の舞台でその勢力図を塗り替えるのは、やはりこの男なのかもしれない。

(Cルメール、Mデムーロ、Wビュイック、Jモレイラ、武、岩田、川田は香港で騎乗予定)