ビューティージェネレーション、鞭を使わずスチュワーズカップを制覇(香港)
 ビューティージェネレーション(Beauty Generation ジョン・ムーア厩舎)は1月20日、スチュワーズカップ(G1)を楽勝した。
このレースにおいて、鞍上のザック・パートン騎手は鞭を使う必要がなかった。

 世界最高レーティングのマイラーである同馬は、勢いよく発走し、向こう正面では後続馬を1馬身以上引き離して先頭に立っていた。
コーナーを回って直線に入ったとき、パートン騎手は勝利を手にするために同馬を追い始めた。

 パートン騎手は残り1ハロン(約200m)でもしものときのために鞭を取り出していたが、その後½ハロン(約100m)走ったところで大きく差を広げていたので鞭の出番はなかった。

 レーティング127のビューティージェネレーションは、香港競馬史上最高レーティングを獲得している2頭のうちの1頭である。
もう1頭は、同じくジョン・ムーア調教師が管理した伝説的な馬エイブルフレンド(Able Friend)。
ビューティージェネレーションの関係者は、同馬の国際的評価を確実にしたいと考えており、ドバイやロイヤルアスコット開催への遠征をほのめかしている。

http://www.jairs.jp/sp/contents/newsprot/2019/3/1.html