ヨーロッパ競馬界に激震が走った。

昨年の愛オークスなどを制し、凱旋門賞では2連覇を達成したエネイブルの2着に食い下がったシーオブクラスが、重度の疝痛のため急きょ引退が決まった。

 W.ハガス調教師は「シーオブクラスは3日に手術を受けた」とコメント。
予断を許さない状況であることを示唆し、「彼女が現役生活を終えることに疑う余地はない」と引退を明言した。
 シーザスターズ産駒のシーオブクラスは昨年の愛オークスとヨークシャーオークスの両G1を連勝。
10月の凱旋門賞ではエネイブルに短クビ差の2着と善戦した。
今年は6月の英G1プリンスオブウェールズステークスから始動するも、アスコット競馬場のソフトな馬場に苦しんで5着に敗れていた。
 主戦を務めたJ.ドイル騎手は自身が乗った中では最高の馬の1頭だったとシーオブクラスを絶賛。
「危機から回復して繁殖入りだけでもできることを願っている」と語っている。
https://i.imgur.com/eSJyrZT.jpg

https://world.jra-van.jp/news/N0005279/