クリソベリルが脚光を浴びたのは、19世紀後半のヴィクトリア女王時代後期です。
イギリスが一番繁栄を極めた時代といわれ、当時の貴族や大衆用宝飾品にクリソベリルが使用されています。

日本でクリソベリルの名が知られるようになったのは、パロットクリソベリルが注目されたことによります。産地はインドのチンタバリ鉱山のみで、その採石期間は約6年間。この後は採石が途絶えているため、幻のクリソベリルともいわれています。

黄緑色のクリソベリルは、「クリソライト」と呼ばれることもあります。

クリソベリルは精神的・肉体的成長を助け、自然体でいることで周囲にも和をもたらす存在へと導いてくれるといわれています。