デビューから無傷の5連勝でG1英セントレジャーを制したロジシャンの今後について、陣営は中距離路線への本格参戦に慎重な姿勢を崩していない。

 フランケル産駒のロジシャンは5月のデビューから10ハロン戦を2連勝。
さらに4戦目の英G2グレートヴォルティジュールステークスを含めて12ハロンを2連勝し、9月には14.5ハロンの英セントレジャーを制した。
 陣営のレーシングマネージャーを務めるT.グリムソープ氏は
「まずは冬を超えてどうなるかを見極めねば」と、まだ今後の路線は固まっていないことを示唆。
その上でトップクラスの中距離戦も視野に入っていることを認めている。
 さらに同氏は「14ハロンと10ハロンには大きな隔たりがある。だがロジシャンが多くの魅力的な選択肢を持つのはとてもいいことだ」と語っていた。