現地16日、豪コーフィールド競馬場にてG3クーンジーカップ(ハンデキャップ、芝2000m)が行われ、日本生まれのウォルフが接戦を制した。
 2着は0.2馬身差でニュージーランド産の伏兵トップオブザレンジだった。
 ウォルフはノヴェリスト産駒の5歳せん馬で、G.ウォーターハウス&A.ボット厩舎の管理馬。
重賞は今回が待望の初制覇で、この勝利により19日に行われるG1コーフィールドカップへの出走が決まった。
 なおコーフィールドカップはハンデ戦だが今回の勝利による斤量増加はなく、ウォルフは出走馬で最軽量となる50キロで臨むことになる。
中2日での出走になるが、豪競馬メディア『racing.com』によると、ウォーターハウス調教師は「彼は非常にタフな馬だ」と話していたという。