ミシェル騎手の短期免許延長は認められず 「4月以降は失業者です」
https://hochi.news/articles/20200324-OHT1T50166.html

南関東の短期免許で騎乗しているフランスのミカエル・ミシェル騎手(24)=川崎・山崎裕也厩舎=の免許延長が認められないことが24日、分かった。
現在の免許期限は今月31日まで。その後は、米国での騎乗を予定していたが、世界中で拡大する新型コロナウイルスの影響で、開催自体が中止となっている。
4月以降を見据えて、日本で騎乗するための免許の延長を望んでいた。
だが、免許を管理する地方競馬全国協会は「単純な延長は認められません」とした上で、
「4月からは、来年度になるので、ビザなど必要な書類をそろえて、試験に受かれば騎乗できます」と今後の可能性も示した。

ミシェル騎手は「新型コロナウイルスのせいで、国境も閉められていますし、選択肢は少ないです。4月以降は失業者です」と苦しい胸の内を吐露した。
24日は浦和競馬で8鞍に騎乗したミシェル騎手は、2Rで1番人気ゴールドサミット(牡7歳・酒井一則厩舎)で逃げ切り、地方通算の勝利数を25に伸ばしている。