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豪州のルーク・タラント(Luke Tarrant)騎手は4月22日、ドゥーベン競馬場で他の騎手に頭突きを食らわせたことで6ヵ月間の騎乗停止処分を受けた。

 タラント騎手は検量室の近くでラリー・キャシディ(Larry Cassidy)騎手と口論になり、その後頭突きを食らわせた。キャシディ騎手は、タラント騎手のヘルメットが鼻に直撃したことで怪我を負った。

 第9レースでタラント騎手が7着、キャシディ騎手が8着となり、その直後に口論が始まったと考えられている。

 タラント騎手は施行規定AR115(1)(a)に違反する行為を行ったとされ、本人はそれを認めた。また、追加されたソーシャルディスタンスに関するルールにも違反したことが考慮され、6ヵ月間の騎乗停止処分を言い渡された。この処分はただちに発効し、10月22日まで続く。