現金10万円の一律給付にスピード感が欠けていることで、マイナンバー制度の不備が浮き彫りになっている。マイナンバーと全預貯金口座のひも付けが義務化されていないのが一因。

政府は来年の通常国会で、全口座のひも付けを義務化する法整備を目指す。

安倍総理大臣は「図らずもコロナ対策でひも付けのメリットが理解された。政府は誤解を解く努力をし、本来の制度趣旨を全うすべきだ」と発言した。