70年代は洋楽ベースに日本語を乗っけるために試行錯誤していた時期で、その結果がキメラ状の大正モダンのような空気を醸していて、良い悪いはともかく独自性を見出だして面白いと思うのはわかる

90年代は歌謡曲から現代サウンドへの過渡期で、音響技術的な成熟と創作・歌唱技術の重要性の低下が同時に起こり、ある種未熟な作品が溢れることによって上記のキメラ感が形を変えて再現したことになる


成熟というのは想定の枠内に収まってしまうことと表裏なので