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■サイレンススズカ
  @=○、A=○、B=◎、C=○、D=○、E=□、F=○、G=◎
 総合評価=2A級 距離適性=芝6〜11F

サンデーサイレンス産駒の中で、唯一最高位の「2A級」に評価された馬。世界のトップレベルでも通用する条件を兼ね備えていたといっても過言ではない。

■ランニングゲイル
 @=○、A=○、B=○、C=○、D=○、E=□、F=◎、G=○
 総合評価=1A級 距離適性=9〜16F

Mill Reef全開型で、血統構成だけならばGT有資格の配合馬。優良厩舎に所属していれば、異なる結果が出ていたかもしれない。(長距離なら「2A級」に値する優秀な配合馬である)

■シルクジャスティス
 @=○、A=□、B=□、C=□、D=□、E=□、F=□、G=○
 総合評価=3B級 距離適性=9〜12F

父ブライアンズタイムよりも、母内の欧州系の血が強く、いわゆるジャストフィットとはいえなかった。有馬記念制覇が幸運にめぐまれた結果であったことは、その後の成績が証明。

■メジロブライト
 @=○、A=○、B=□、C=□、D=□、E=□、F=□、G=○
 総合評価=3B級 距離適性=9〜12F

ノーザンテースト強調型だが、母方のマルゼンスキー、ラディガからのスタミナ補給で、不備を補う。底力では、シルクジャスティスより上。

■マチカネフクキタル
 @=□、A=□、B=□、C=○、D=□、E=□、F=□、G=□
 総合評価=2B級 距離適性=9〜10F

Nasrullah主導のスピード馬。展開と南井騎手の好騎乗による菊花賞馬。GTレベルの血統構成は確保されていない。

■サニーブライアン
 @=□、A=○、B=□、C=□、D=□、E=□、F=□、G=○
 総合評価=3B級 距離適性=9〜12F

父ブライアンズタイムよりも、BMSのスイフトスワロー全開のタイプ。スタミナ優位の内容が、使われているうちに自分自身で開花した特殊なケース。もっと優秀な厩舎の所属馬であれば、皐月賞、ダービーで、もう少し人気を得ていても不思議のないだけの配合内容は確保されていた。

■エリモダンディー
 @=○、A=○、B=□、C=□、D=○、E=□、F=○、G=○
 総合評価=1A級 距離適性=9〜15F

シルクジャスティスと同厩舎で、父も同じブライアンズタイムだが、血統構成だけならば、明らかにこちらのほうが上。古馬で頭角を現し始めたときに、故障リタイアしたことは、たいへん惜しまれる。