0001名無しさん@実況で競馬板アウト
2021/10/01(金) 07:44:16.530凱旋門賞が今週末に迫った。
日本が誇る至宝・武豊騎手がこの世界最高峰とも言えるレースの制覇を大目標に掲げている事は、昔からよく知られている。9度目の騎乗となる今年、一緒に海を越えた男がいる。
松島正昭。
株式会社マルシマホールディングスの代表取締役社長であり株式会社キーファーズの代表。1958年2月23日、京都生まれの現在63歳だ。
「競馬は小さい頃から好きでした。ダテテンリュウ、アカネテンリュウ、スピードシンボリの名勝負にしびれました」
また、ロングエース、タイテエム、ランドプリンスの3強対決で沸いた71年にはこんな事があったと言う。
「3強の戦いが好きで好きで、林間学校の最中に見ていたら先生に叱られました」
87年、武豊がデビューをすると、ほとんどの競馬ファンがそうだったように、松島も彗星の如く現れた若きスーパースターに魅了された。
「最初から少し違うと感じました。“別格”というのかな。凄い騎手が現れたと思いました」
当時のJRA新人騎手最多勝記録を更新すると2年目にはスーパークリークを駆って早くもGT初制覇。3年目で全国リーディングを獲るとその後も数々の神業的な騎乗を披露。アッと言う間に日本の競馬界にはなくてはならない存在となった。
当然、松島の心の中での天才ジョッキーに対する想いも歳月を経るごとに強くなった。
「ついに我慢出来なくなり、伝手を頼って紹介してもらいました」
念願の初顔を合わせ。憧れのスターの第一印象を次のように語る。
「あれだけの凄い人なのに礼儀正しくて全く偉ぶらない。良い意味で普通だったし、ますますファンになりました」
こうしてプライベートでの付き合いが始まった。互いに意気投合し、数年経った頃の事だった。親愛の念も込め「武ちゃん」と呼びつつ次のように述懐する。
「馬券も好きだったので『いくら負けた〜』などという話をしていたら武ちゃんから『馬を買っては?』と薦められました」
考えた事もなかったが、調べると馬主免許を取得するための条件はクリアしていると分かった。
「武ちゃんが『凱旋門賞を勝ちたい』という夢を抱いているのは知っていました。自分に馬を持てる資格があるなら、それをサポートしたいと考えるのは自然の流れでした」
そこで正式に馬主免許を取得。2013年のセレクトセールでダイワメジャー産駒の牡馬を競り落とした。
「当時1歳で、4000万円以上でした。初めてだったし、びびりました」
ミコラソンと名付けられたこの馬は翌年のデビュー戦で武豊を背に4着。その翌日のセレクトセールで今度は1億5000万円以上の額で手に入れたのがラルクだった。
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