アナロジーを利用するのはかなり有効だと思う

過去に何万頭、何十万頭と「サラブレッド」が走っているわけだから
現在走っている馬は過去のどれかの馬にかなり似ている性質を持っている
過去、同じフォーム、体型、体重、気性だなと思えるような馬の場合似たような成績になりやすい
当たり前なんだな、似ているから
大成しなかった馬も過去同じように大成しなかった似たような馬がいるはずだ

例えばライスシャワーのような細めで小柄の全く同じフォームの馬がいたとすると、まず3ハロン33秒台では走れない
ストライドとピッチ数からどうしてもスピードの上限値が限られる
しかし逆にライスみたいな体型とフォームだとスタミナロスは起こりにくい合理的なフォームなので「長距離が得意」という可能性が出てくる。2000mではスピード不足、だが3000m以上では安定性のフォーム・体型がプラスになるとか

こういう例は多くのパターンで当てはまる
2〜3歳時まだデータが少なく力が分かりづらい場合、各馬を過去の類似する馬に当てはめ探す
似たような距離適性、結果になる事が本当に多い
1800mまでしか駄目だったタイプが2000mに挑戦してきて人気なら評価を下げてみる(逆パターンもあり)

まあかなりの映像記憶力と馬の細かな動きを見極める「視力・判断力」を要するが