送るキーファーズの松島正昭代表 手応えや凱旋門賞への思いを語る「武豊が勝つ事が僕の夢」
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注目のオーナーに愛馬や競馬について語ってもらう「熱中オーナーズサロン」。日本ダービー直前の今回は、皐月賞3着のドウデュースを送り出すキーファーズの松島正昭代表(64)を再び直撃。皐月賞の振り返りを始め、日本ダービーの手応えや直前の心境、さらには凱旋門賞への思いまでを改めて聞いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06620548a8c13488b0b469ab4ec291002bf7b3b0 ―1番人気で臨んだ皐月賞は3着でした
松島代表「負けてしまったのは残念でしたね。でも能力がないとあの脚(上がり3F33秒8)は使えないですから。
器用なタイプと思っていただけに、あんな脚が使えるなんてびっくりしました。改めてすごい馬だなと思いましたし、夢の膨らむ皐月賞だったと思います」 ―後方だった位置取りには驚きも
「正直、少しびっくりしました(笑)。でも僕みたいな素人ではもう1列前にとか考えたりもしますが、その辺りは武(豊)君も当然分かっていることですから。
これは後で聞いた話ですが、右手前で走るのが好きな馬で、皐月賞は1回も手前を替えずにずっと右手前だったそうなんです。それで最後にあの脚ですからね。だから(直線で右手前に替える)左回りならさらにはじけると思っていますよ」 ―皐月賞後の様子は
「元気いっぱいみたいです。あれだけ走って全くへこたれていないし、友道さんも『どんな心臓してるんでしょうか』と。
とにかく走るのが好きなんだと思いますし、まさに無事是(これ)名馬とはこういう馬のことを言うのではないでしょうか。(友道厩舎で)ダービーを勝ったマカヒキ、ワグネリアンと同じく在厩で友道さん流の仕上げですし、何の心配もしていません」 ―改めてドウデュースとの出会いを教えてください
「初めて見たのはちょうどマイラプソディがクラシックを走っている時(2020年)だったと思います。
同じハーツクライ産駒ということもあって同じような印象でしたね。マイラプソディもクラシックを走ってくれましたし、この馬もクラシックにのってくれるといいなぁと思っていましたが、まさか皐月賞で1番人気になるなんて。
やっぱり馬体だけじゃわからない(笑)」 ―ダービーでも上位人気は間違いなさそう
「皐月賞もそうでしたが、クラシックで人気するなんて一生に一度あるかないかのことですよね。
夢みたいな話ですし、本当に名誉なことだと思います。マイラプソディの時は無観客で自宅観戦だったので、ダービーの雰囲気を味わうのは初めてです。
人気を集める馬でダービーに挑むなんてことはもう二度とないかも知れませんし、当日は雰囲気をとにかく楽しみたいと思っています」 ―力関係はどうみていますか
「やはり皐月賞組が強いかなと考えています。ダノンベルーガも前走は強い競馬をしていましたけど、個人的にはイクイノックスとの一騎打ちじゃないかなと考えています。
ただ馬券を思いっきり買ったろうと思ってますし、人気的には落ち着いてくれた方がいいですね(笑)」 ―勝てば凱旋門賞への夢が広がる
「僕は武豊が凱旋門賞を勝つ手助けがしたいと言ってきました。決して『僕の馬で凱旋門賞』と言ったことはないんですよね。
他の人の馬であっても、武豊が凱旋門賞を勝てば、それはそれでいいんです。
でも今年は一緒に行けるチャンスですから。
海外からも注目されていますので、惜しい2着でも(凱旋門賞を)考えますが、ぜひ勝って行きたいですね」 ―最後にファンにひと言
「多くのファンがいる馬でダービーに出られるということは、馬主冥利(みょうり)に尽きますし、本当にありがたいことだと思っています。こんな一生に一度の機会を、ぜひ応援してほしいです」 ▼松島正昭(まつしま・まさあき)1958年2月23日生まれ、京都市出身の64歳。同大から一般企業を経て、85年に現マツシマホールディングス(当時は京都マツダ)に入社。98年7月に代表取締役社長、2022年1月から会長に就任した。
馬主としては14年7月にミコラソンでデビュー(4着)し、15年1月に同馬で初勝利。その後、キーファーズに名義変更し、19年京都2歳S(マイラプソディ)でJRA重賞初制覇。
21年7月にクールモアと共同所有するブルームが仏サンクルー大賞を制してG1初勝利。
同年12月にドウデュースで朝日杯FSを制し、JRA・G1初勝利を飾った。キーファーズの名前の由来は「松」のドイツ語(キーファー)から。
また、代表を長女の悠衣さんが務めるクラブ法人のインゼルレーシングを立ち上げ、今年の2歳世代から出走する。 >>12
ダート使った方がいいよ
来年はちゃんと適性条件で走らせてもらいな ドウデュース事前発表の馬体重6キロ減も友道師「輸送で減る馬ではない。予定通り」
ドウデュース(牡3、友道)は思い通りここまできた。事前発表の調教後馬体重が前走からマイナス6キロとなったが、「落ち着きもあるし、状態は問題ない。輸送で減る馬ではないので馬体面に関しても予定通り」と友道師。 さあ、今週はダービー。久々に大観衆の前(上限7万人の入場券が発売されると聞いています)で戦う大一番です。幸い、ボクのドウデュースはなにがあっても動じることがない頼もしい馬。たくさんの取材をお受けしましたが、コメントは「勝ちたい」で固めてきました。最年長ダービージョッキー、6度目の戴冠等々、いろんな記録を並べたてられていますが、ボクも馬にならって動じないつもりです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecc1b57be1ee8458525b1607185cd9c840c92db5 武豊6度目のダービー制覇、そして凱旋門賞挑戦に向けて、ドウデュースを管理する友道康夫調教師はこう語る。
「(ドウデュースは)とにかくカッコイイ。3歳にして古馬の風格すらある」
現役調教師として最多タイ記録となるダービー2勝を誇る名伯楽にそこまで言わしめたドウデュースだが、普段は馬房でリラックスしていることが多いという。
「走る馬の特徴」とも言われる賢そうな表情が印象に残り、その立ち振る舞いもすでにカッコよさに溢れている。
「弥生賞、皐月賞と右肩上がりでよくなっている」というコンディションに加え、過去2勝した時と同様に皐月賞で敗れてからの参戦ということに対し、ゲンを担ぐ意味でも楽しみにしている様子が友道からもうかがえた。
友道曰く「日本で一番心強い騎手」である武豊をパートナーに迎えることも好材料と語り、「6勝目を目指して頑張ってほしい」とこれ以上ないエールを送った。
前人未到となる6度目のダービー制覇を果たした先にあるのが、世界のホースマンたちの夢でもある凱旋門賞。
武豊はそんな果て無き夢をドウデュースとともに今年も追いかける。
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