深刻に感じられるのが欧州の競馬関係者の「凱旋門賞離れ」
https://biz-journal.jp/gj/2022/07/post_304922.html

セントマークスバシリカやヴァディニのように、これまでなら凱旋門賞に有力候補の一角として名を連ねてもおかしくない強豪が中距離路線を選択するケースも増えている。
実際にIFHA(国際競馬統括機関連盟)が定める『2020年世界のトップ100・G1競走』では、先述したインターナショナルSが第1位に輝き、2位に愛チャンピオンSが続いており、
凱旋門賞は11位タイに甘んじだ。

 こういった風潮で懸念されるのが、凱旋門賞の形骸化だ。つまりは価値の下落である。

例えば、日本の牡馬クラシック最終戦となる菊花賞(G1)へ参戦する有力馬が年々減少傾向にあるように、近年の欧州にも長距離レースが敬遠され「2400mよりも2000m」という風潮が生まれつつある。