もう少し細かく見ると、アーモンドアイとブエナビスタの得票率の単純な積と比べたとき、両方に投票した記者は5%程度少なくなっている
同様に両方に投票しなかった記者も入れなかった率の積より5%程度少ない

これは多くの記者が勝手に牝馬部門を考えた結果で、投票システム上は両方に投票しても何の問題もないが、「王道路線の牝馬からは1頭」とする記者が割合的に多いのは当然の思考でもある

ウオッカとジェンティルの得票率に差があるのも、記者が勝手に枠を作ったことではあるが「相手にブエナビスタがいるかどうか」というのが1つの要因で、ウオッカは2票時代という難易度の高さはあるが、牝馬の枠においてはダイワスカーレット相手に票を獲得するだけの簡単なお仕事だったと考えられる