ドバイシーマでほぼ同じ前半ラップでレコードだった2021との比較

2021 75.46-71.19 2.26.65
2023 75.80-69.85 2.25.65

今回そんなにどスローで楽逃げだったのなら前が全部残るはずでは?
ちなみに2021も2023もインで番手追走した馬はどうなりましたか?
インベタした馬が同じように垂れて差し込んで来る馬がどこを通したか見てればコースが内外イーブンだったのは自明です

それからとりあえずの簡単な比較としてレコード更新時のダービー
2021ダービー前後半 75.5-67.0 2.22.5
2022ダービー前後半 72.9-69.0 2.21.9

これ見るとイクイノックスは2021でかかって出ていった逃げ馬(バスラットレオン)ぐらいのペースで行ってる
2022は逃げ馬(デシエルト)が破壊的ペースで行ったものの上位馬が強くてしっかり末脚を残してたので結果平均ペースに
ちなみにイクイノックス個体を取り出せば今回はダービーの時より0.6秒ぐらい前を走ってる
もともとタイムがかかる馬場ってことを考慮するとどスローだとはとても言えないラップ

これが見えてない人はなぜあんなに二列進行でオーダーが変わらない整然とした展開になったのかが分からない
それは全ジョッキーが「決してペースは遅くないから下手に動くとそれだけで致命傷」だと感じてたからだよ
つまり本来このペースで行くとこんなに極端な前傾ラップになるわけないのに
イクイノックスが頭おかしいから「どスローだったように見えた」
これが正解です

この前提でスタートをもう一度見てみて
イクイノックスは天性の逃げ馬かと見紛うぐらいのロケットスタートを決めて押しもせず楽にハナ取ってるから
楽に走れるのも才能、誰も分かって楽させたわけじゃないんだよ