セニョールバスカドールの優勝で幕を閉じた今年のサウジC。特筆すべきはメンバーレベルの高さだった。ペガサスワールドCの勝ち馬(ナショナルトレジャー)に、昨年の世界ランキングでダート部門トップタイの評価を受けたホワイトアバリオが、BCクラシックの勝ち馬として初めて参戦。日本からも最上位のメンバーが集結し、実質的に日本の頂上決戦の意味も持ち合わせていた。

 今回の日本馬はいずれもフェブラリーSの出走を見送っている。関係者の一人は「ダートG1が芝スタートなんてありえない」と競走条件が合わないことを理由に挙げていたが、もう一つは賞金面だ。今年のサウジCの1着賞金は日本円で約15億円、2着5億2500万円と続き、5着でもフェブラリーSを上回る1億5000万円。遠征リスクを上回るインセンティブがある。

以下はソースで
https://www.daily.co.jp/umaya/news/2024/03/05/0017395727.shtml