●言いやすさは正しさを超える
 人の名前も商品名も、「言いやすさ」は重要です。

 大喜利においては、回答を仕上げるにあたって、実際に口に出して読み上げてみて、「言いやすいか」「つっかえないか」をチェックするようにしてみてください。
 たとえば、日本人には、俳句のリズムが染み付いていますよね。
 「5・7・5」の文章は、気持ちよく感じてしまいます。
 最後が「4」や「6」になると、気持ち悪い。
 〈お題〉
「なぜかフルネームで呼んじゃう人」選手権
 というお題を出すと、次のように、「5文字」の人ばかりが出てきます。
 「菅田将暉」「武豊」「さだまさし」
「和田アキ子」「研ナオコ」「志村けん」
「ムロツヨシ」「樹木希林」「平井堅」……

 「苗字が2文字で名前が3文字(あるいはその逆)」が言いやすい。

 あるいは、「7文字」の、「橋本環奈」も言いやすいですね。
 このように、言葉のリズムが私たちには刷り込まれているのです。

● お題に合った回答をしよう
 大喜利という場では、「言いやすさ」が大事です。

 ちゃんとお題に沿った回答になっているかを読み上げてチェックしましょう。

 たとえば、「○○の理由」「なぜ○○したのか?」などのお題なら、「~したから」「~なので」という語尾で終わらせます。
 これだけで、グッとウケ具合が変わります。

 やや下ネタですが、

続きはYahooニュース ダイヤモンドオンライン 2024/03/29
https://news.yahoo.co.jp/articles/2090bb0822af679868672a964498ac8f212cb4fc