古文の重要そうな短文
大抵は高校で習って大学受験で必要になったりする古文
慣れない内は文法/単語/常識の運用が出来ずに内容理解が捗らず嫌になってしまいがちですが、
英語と同じで、知識を知識として留めずに短文を実践的な塊として覚えるだけでだいぶ定着して
結果、古文が読みやすくなると思います
というわけで使えそうな短文見つけたら共有しましょう! いかでこの女を得てしがな。
鳥ならましかば、飛びて行かまし。
な泣きそ。 いつしか梅咲かなむ。(早く梅が咲いて欲しい。)
いかで過ぐすらん。(どうやって過ごしていたのだろうか。)
こんな感じでいいのか きみがゆくみちのながてをくりたたねやきほろぼさむあめもひもがも
かるすぐてなつきにけらししろたえのころもほすちゃうあまのかぐやま
これやこのゆくもかえるもわかれてはしるもしらぬもあうさかのせき ・清げなる僧の袈裟着たるが
…格助詞「の」の同格用法
・色好まざらん男はいとさうざうしく
…「む」が体言につくときは婉曲用法が多い、
さうざうし(=索索し=物足りない)
こんなんでいいのか ついでに
・「つれづれ慰みぬべき物語や候ふ」と尋ねまゐらせ給へりけるに(無名草子)
→【や】は係助詞で疑問、係り結びして【候ふ】は連体形
→【ぬべき】完了強意の助動詞「ぬ」は下に推量の助動詞がくると強意になる
→【候ふ】は丁寧本動詞・補助動詞、謙譲本動詞があるがここは丁寧本動詞で「あります」
→【まゐらす】…まゐる(謙)は補助動詞にならないのでここは補助動詞の「まゐらす」と取る 大多数の日本人は古典文法より英文法のほうが詳しいからだろうか、
理路整然と古典文法を説明できる人がうらやましい それじゃ和歌から。
・「花の色は うつりにけりないたづらに わが身世にふる ながめせしまに」
小野小町、百人一首9番。
自分の容貌(花の色)は物思い(ながめ)している内にむなしく(いたづらに)衰えてしまったなぁ
過去の助動詞「し」は連用形接続だが、サ変・カ変動詞につくときは接続が未然形になる。
(連用形接続の助動詞は き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たしの7種)
ここの場合は【せ(サ変・未)し(過助動・体)】が該当する。
カ変動詞の場合も同じで、「来し方(来た方角)」は
普通「き(カ変・連)し(過助動・体)方」と読むはずだが
「こ(カ変・未)し(過助動・体)方」と読む。
大学受験センターレベルだけど。 和歌を覚えるのがよろしい。文法構造が単純で語彙も限られてるから文法を身に付けるには
最適。 また和歌から。
・「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
(春が過ぎて夏が来たらしい。白い衣を干すという天の香具山なのだから)
【けらし】=「けるらし」の省略。
「ける」=過去の助動詞「けり」の連体形、「らし」=推定の助動詞「らし」の終止形。
普通「らし」は終止形接続だが上にラ変型が来ると連体形接続になる。
【けりらし】とならず【けるらし】となるのはこれが理由。
ちなみにラ変型は3つに分類できる。
(1)形容詞のカリ活用、(2)ラ変型助動詞(「けり」など)、(3)ラ変動詞。 「らし」は終止形と連体形で、その他の活用形がない。
また、「けるらし」の用例が見当たらないのだから、「けらし」を
「けるらし」の省略形と断定してはいけない。 補足:
「らし」の連体形は奈良時代には「らしき」だが、13が引用してるのは万葉集の歌ではない。
>>14
すみません、古文は大学入試レベルなので・・・
時代により大きく異なったり、上代特殊仮名遣いと関連があったり、
“本当の古典文法”は難しいなぁといつも感じています。
他にも間違い・言い過ぎがあったら是非指摘してください。
また和歌から
「玉の緒よ絶えなば絶えね ながらへば忍ぶることのよわりもぞする」
(私の命よ絶えるならば絶えてしまえ、
命が永らえて恋心を出さないように忍ぶ気持ちが弱ってしまうと困るから)
【もぞ+連体形】(係り結びで連体形)は 係助詞「も」+係助詞「ぞ」で、「(連体形)すると困る」の意味になる。
同じく【もこそ+已然形】も、「(已然形)すると困る」の意味になる。 見わたせば柳桜をこき混ぜて都ぞ春の錦なりける
(秋の錦は紅葉だが春の錦はさて何だろうかと)見わたしてみると、
そうか、柳桜をこき混ぜて都が春の錦だったんだ
ここでの「都ぞ」は「都が」と訳すべきで、「都は」と訳すのは良くない。 冒頭の文を暗記すればいいんじゃないの?
「はるはあけぼの」とか「祇園精舎の鐘の声」とか・・・ じゃ、「なり」の識別に格好の単文を。
「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」(土佐日記)
・「す」はサ変動詞で活用は
未然 連用 終止 連体 已然 命令
せ /し /す /する/すれ/せよ
・助動詞「なり」には2種。
1,終止形+「なり」・・・伝聞推定の「なり」。【男もすなる】で「男がするという」。
2,連体形+「なり」・・・断定の「なり」。【してみむとてするなり】で「してみようとしてするのである」。
>>21
細かいことだけど俺も気になる。
たぶん係助詞の「も」はそのまま「も」と訳しておけばいいんだよね。 >>22
そうだね
「男のすなる」じゃないんだから、「男もするという」でいい 男も女も、どっちもすることなら、なぜわざわざ男や女と書く必要があるのだろう? こういう意見もあると言うことで。
女とはおんな手、つまり平仮名の意味を含ませている。
男、つまり漢字で書かれているものを平仮名で書いてみます。
ということらしい。 >>24
類推の「も」だと思うんだけど。少なくとも並列ではない
>>25
「をとこもし」と「をむなもす」って奴でしょ? 誰の説だっけ >>19
高校ではその程度の古典文法を習いたかった。
教師は典型的な習うより慣れろ派だったけど、
習っていて学習の手応えを感じることはなかった。
大意は把握できるけど、細かいことはさっぱり。 恋しとよ君恋しとよゆかしとよ 逢はばや見ばや見ばや見えばや なせばなるなさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり 恥ずかしながら院卒アラサーです
27の時東北大学大学院文学研究科の吉川裕チャンの肉便器という本当の天命を知りました
いますぐ裕チャンにおちんぽぶち込んで欲しいです センスがあるやつなら絶対成功する。保障するわ。
http://goo.gl/gXr21V >親の職業や社会的地位で生徒を差別していた
元大阪府立高校の国語教師・村井正三は
もう地獄へ落ちただろな
そうかw 射手は十人を弓場の左右于相分ち敷皮に候う。金吾出御。右近大夫將監親廣御簾を上ぐ。 警察「何者だ!」
山上「おならです」
警察「よし通れ!」