外来語を純大和言葉にくだいてみてね 巻第三
ギコ文スレで、カタカナの外来語や、漢語のたぐいを、
純やまと言葉に砕いてる人がいました。
【例】
電子メール→電文(いかづちぶみ)
野球→野の球(ののたま) ・・など
こんな感じで身の回りの外来語、漢語をやまと言葉に変えてください。
コンピューター、サッカー、ヒップホップ等、
急速に日本に定着し始めてる分野の専門用語などはおもしろそうです。
前々スレ: ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1010239206/
前スレ : ttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1286371419/ 【原語】充血、鬱血
【大和言葉】ちよどみ(血淀み)
【付言】血が淀む事 【原語】トリケラトプス
【大和言葉】ミツノダツ(三角龍)
【付言】三つの角を持つ顔という意味の学名から 【原語】テンガロンハット、カウボーイハット
【大和言葉】あやいがま
【付言】被り物「綾藺笠」の笠を帽子(ガマ)に置き換えたもの。
ガマは北陸の方言で帽子の総称。つば付き帽子が羽釜の外観に似るため。
テンガロンハットの一番の特徴は幅が広く、かつ大きく反ったつば。
武士が狩猟でかぶった綾藺笠はその両方の特徴が共通するので応用。 【原語】プランクトン
【大和言葉】しおむし
【付言】潮虫。「赤潮」「青潮」など、プランクトンの集合体を「潮」と称するので。 【原語】水雷
【大和言葉】みずはぜだま
【付言】水爆ぜ球。水の中で爆ぜさせる兵器の総称なので。
【原語】機械水雷、機雷
【大和言葉】しかけび
【付言】仕掛け火。火は埋め火に倣った。
【原語】魚形水雷、魚雷
【大和言葉】およぎび
【付言】泳ぎ火
【原語】爆雷
【大和言葉】かずけび
【付言】潜け火。 【原語】(陶芸の)轆轤
【大和言葉】まいづき
【付言】動詞「舞=軸回転する」+坏(一本足のテーブル)。
足が軸回転する作業用テーブル。
【原語】(木工用の)轆轤
【大和言葉】ほりばしら
【付言】彫り柱。木彫の素材を取り付けて回転させる柱状の軸。 【原語】ドクターヘリ
【大和言葉】てあてほがい
【付言】手当て+穂櫂(ヘリコプター)。
飛行中も機内で応急手当・治療ができるヘリコプター。
ホガイは前スレ「つじまいかい」の改良。
「櫂=ブレード(回転翼)」が空中で回転するのは自明のことなので「舞い=回転する」を省略。
「物体の最上部」を意味する「ホ」に交換。穀物の茎の最上部に稔る「穂(ほ)」も同源。
機体の屋根の上で水平回転する「櫂」を持つ乗り物の意。 【原語】カフェオレ
【大和言葉】ちちあえしたみたねゆ
【付言】乳和え+醑み(動詞「濾過しながらしたたらせる」より)+種湯(前スレ「コーヒー」)。
ドリップしたコーヒーにミルクを入れたもの。
【原語】カフェラテ
【大和言葉】ちちあえへしこしたねゆ
【付言】乳和え+圧し漉し種湯(過去スレ「エスプレッソコーヒー」)より。
加圧濾過(エスプレッソ)したコーヒーにミルクを入れたもの。 【原語】ライスバーガー
【大和言葉】かめおにぎり
【付言】過去スレ「亀ぼた=亀の甲羅のように天地二層のパンに具が挟まれた料理=ハンバーガー」を応用。
榾(ほた=パン)を焼きおにぎりに換えた食べ物なので。 >>389
くどい
もっとシンプルに
>>390
ナイス ちちしたみたねゆ(乳醑み種湯)
ちちへしたねゆ(乳圧し種湯)
種湯屋で頼むならば種湯である事は自ずから明らかなので種湯を更に省いて、
ちちしたみ(乳醑み)
ちちへし(乳圧し)
こう省くと乳を醑んだり圧したりする事に見えるが、
醑み、圧しがドリップ、エスプレッソを指す語として根付いたならば取り誤る事もなくなるだろう。 【原語】ブラックリスト
【大和言葉】やみなびき
【付言】闇+名引き(名簿)。
ナビキは「字引き⇒辞書」の応用。氏名から情報を検索できる書類。
【原語】(筆記具の)マーカー
【大和言葉】くだりだみ
【付言】下り(文章の行)+動詞「彩む(=色を付ける)」。
おもに文中の行をなぞって色を付ける用途に用いられるので。
下りは「三行半」のクダリや「件=一節」のクダンと同源。 【原語】マカダミアナッツ
【大和言葉】さほなぐり
【付言】サホナ(オーストラリア大陸)+栗(ここでは堅果類の総称)。
サホナは狭(サ)+秀地(ホナ=大陸)で、六大陸のうち最も狭い大陸、の意。
(ホナ=秀(ホ=最も目立つ)+地(ナ)で地球の陸地のうち大きな6つの陸地の意)
で、オーストラリア大陸原産の食用ナッツで世界的に広まった最も著名なナッツなので。
【原語】ピスタチオ
【大和言葉】あおぐり
【付言】碧+栗(堅果類の総称。「ドングリ」等)。
熟しても果実が緑がかったままのため。 さほなってのはあんたのオリジナル?
もっと口頭で聞いたときぴんとしやすい音のほうがいいよ
せめてヨーロッパとおうしゅうくらいには似せたほうがいい 【原語】ヨーロッパ
【大和言葉】よおろば(夜尾ろ場)
【付言】日本が昼の時、欧州は夜なので夜
ユーラシア大陸の最後尾なので尾を指す古語の尾ろ
そんな場所なので場
【原語】アフリカ
【大和言葉】あふりか(足古り処)
【付言】大陸の形が足の裏の形に見えなくもないから足
人類が最も長くいる大陸なので、年月が経つという意味の動詞「古りる」の連用形古り
場所の接尾辞の処
他の大陸はこじつけのネタが浮かばなかった。 【原語】北米大陸
【大和言葉】そいほな
【付言】沿い+ほな(大陸)。>>394の応用。
古代ギリシャの地理観で唱えられた四大陸のひとつ「ペリオエキ(perioeci)大陸」の位置が
現在の北米大陸に近似するため。
語根のperi-は「側面」の意味があり、ギリシャがあったユーラシア大陸とほぼ同緯度に並んで存在するところから。
【原語】南米大陸
【大和言葉】おくほな
【付言】奥+ほな(大陸)。
アフリカ大陸からみて人類拡散の旅路の最も長い距離の果てに到達した、グレートジャーニーにおける
「最果ての大陸」の意味で。
ちなみに>>394の「さほな(Sahona)」は古大陸「サフル大陸(Sahul)」と掛けてある。
最終氷期にアラフラ海が露出し、ニューギニア島とオーストラリア大陸が結合した古大陸が由来。
まあブーバキキ坊やには関わらないこった。 クリエイターがクライアントを軽視するとろくなことにならないぞ 【原語】電気
【和語】びりびり
【付言】以下、[電]と書き(びり)と読む
【原語】電力会社
【和語】びりや
【付言】電屋
【原語】発電所
【和語】びりもや
【付言】電母屋 【原語】電流(A)
【和語】びりどおり
【付言】電通り
【原語】電力(V)
【和語】びりかさ
【付言】電かさ
【原語】電圧(W)
【和語】びりづよさ
【付言】電強さ
【原語】電気抵抗(Ω)
【和語】びりさわり
【付言】電障り 【原語】常緑樹
【和語】ときわぎ(常盤木)
【付言】既存語
【原語】落葉樹
【和語】はおとしぎ(葉落とし木)
【付言】なぞり
【原語】広葉樹
【和語】ひろばぎ(広葉木)
【付言】なぞり
【原語】針葉樹
【和語】ほそばぎ(細葉木)
【付言】広葉樹に合わせて針ではなく細いを用いた。
【原語】陽樹
【和語】ひなたぎ(日向木)
【付言】日当たりの良い所を好む木なので。
【原語】陰樹
【和語】ひかげぎ(日陰木)
【付言】日当たりが悪くても良い気なので。 【原語】箪笥
【和語】はこだな(箱棚)
【付言】引き出し(箱)のある棚 【原語】水平線
【和語】みなざかい
【付言】水な境
【原語】地平線
【和語】くがざかい
【付言】陸境 【原語】速球、ファストボール
【和語】はやだま
【付言】球速の速い球。
【原語】変化球、ブレーキングボール
【和語】かわりだま
【付言】軌道が大きく変化する球
【原語】直球、ストレート、フォーシーム
【和語】すぐだま
【付言】変化せず直進する球。
【原語】くせ球、ムービングファスト
【和語】ぶれだま
【付言】小さく変化する速い球。 【原語】スライダー
【和語】にげだま
【付言】右対右の場合、打者から逃げるように変化する球。
【原語】カットボール、カッター
【和語】きりだま
【付言】切るようにリリースする球。
【原語】カーブ
【和語】まげだま
【付言】山なりに大きく曲がる球。
【原語】ドロップ
【和語】おちだま
【付言】縦に落ちるカーブのような球。
【原語】フォーク
【和語】はさみだま
【付言】人差し指と中指で挟んで投げる球。
【原語】スプリット
【和語】わりだま
【付言】人差し指と中指を軽く開いて投げる球。
【原語】チェンジアップ
【和語】ずれだま
【付言】打者のタイミングをずらす球。
【原語】パーム
【和語】たなだま
【付言】手の球。手のひらで包むようにして投げる球。 【原語】スクリュー
【和語】まきだま
【付言】投手の利き腕方向へ曲がるカーブのような球。
【原語】シンカー、シンキングファスト
【和語】しずみだま
【付言】投手の利き腕方向へ沈む球。
【原語】ツーシーム
【和語】くいだま
【付言】右対右の場合、打者の手元へ食い込むように曲がる速い球。
【原語】シュート
【和語】そりだま
【付言】ツーシームより大きく反った軌道を描く球。
【原語】ナックル
【和語】ゆびだま
【付言】指先を使って無回転で投げる球。
【原語】ジャイロボール
【和語】ほりだま
【付言】ドリルのような螺旋回転で投げる球。 【原語】プエルトリコ
【和語】とよつ(豊津)
【付言】puerto ricoのなぞり 【原語】ボタン、押しボタン
【和語】つきで(突き出)
【付言】突き出ているので 【原語】国民総背番号制
【和語】たみわけかずのきまり(民分け数の決まり)
【付言】国民一人一人に割り振って他の人と見分ける為の数についての決まりなので 【原語】(施設の)センター
【和語】おもどの(主殿)
【付言】中心となる建物なので。
オモヤも考えたが、既存語と被る為避けた。 【原語】Rh式血液型
【和語】あかげがたちがた(赤毛型血型)
【付言】赤毛型は試みに用いられたアカゲザルの名前から。 【原語】ネイルアート
【和語】つまづくろい(爪繕い)
【付言】爪を繕う事なので
【原語】ネイリスト
【和語】つまだくみ(爪匠)
【付言】爪の手入れや付け爪、爪を繕ったりする人の事なので
【原語】ネイルサロン
【和語】つまや(爪屋)
【付言】ネイルアートを行う店なので 【原語】拡張子
【和語】なむらなお(字群名尾)
【付言】データ名の末尾についているので
字群(なむら) 前スレ>>816よりデータの意 【原語】シンクロナイズドスイミング
【和語】およぎまい(泳ぎ舞い)
【付言】水の内で泳ぎながら舞うので 【原語】多面体、ポリヘドロン
【和語】さわおもて(多面)
【付言】多くの面を持つので
【原語】多角形、ポリゴン
【和語】さわかど(多角)
【付言】上に同じ 【原語】パーカ
【和語】みご
【付言】箕(み)+衣(こ)より。コは褞(ぬのこ)、紙衣(かみこ)等のコ。
頭部のフードの形状を農具の箕に見立てて。
【原語】全身タイツ
【和語】もぬけ
【付言】蛻(もぬけ=脱皮したぬけがら)から。脱いでも全身の姿が残る様から。 スレ違いかもしれないが、「温泉」って大和言葉でなんていうん? >>420
ゆ(湯)
いでゆ(出で湯)
はしりゆ(走り湯) >>421
ありがとう
はしりってのは、ほとばしるにおけるはしると同じ意味合いなのかな 【原語】ハイパーリンク、リンク
【和語】つなぎ(繋ぎ)
【付言】リンクのなぞり
【原語】ハイパーテクスト、ハイパーテキスト
【和語】つなぎぶみ(繋ぎ文)
【付言】ハイパーリンクをもつテキストなので 【原語】ベースロード電源
【和語】ねとちもと
【付言】根+とちもと(電源)。
根は根城、根抵当など「基盤となる、根源的な」の意の名詞。
トチ=電気は過去スレから拝借。電気のみなもとでトチモト。
他の電源が絶えても最後まで残る電源の意。
【原語】リニアモーターカー
【和語】あてびつ
【付言】あて(磁石)+ひつ(櫃=収納具の車長持の外観が似るので)列車。
アテ=磁石は過去スレから。「磁力で走る列車」の意に。 【原語】角砂糖
【和語】ころあまこ
【付言】コロ(立方体)+甘粉(あまこ=砂糖)。
コロはサイコロやピンコロ(造園・建築で立方体の石の意)のコロと同じ。
【原語】Tシャツ
【和語】すめぶり
【付言】ス(編み物)+メブリ(頭を穴から通す貫頭衣風の作業着)。
Tシャツの定義「ニット生地」「プルオーバー型かつ通常半袖」から。 【原語】ケーブルカー
【和語】たぐりびつ
【付言】手繰り+櫃(>>425「列車」から)。
ケーブルで吊ってたぐり寄せる列車。
【原語】クランクハンドル
【和語】うしで
【付言】ウシ(L字ハンドルの付いた紡績具)+手(取っ手、引き手のように「手で持つ部分」の意)
回転する軸に付いたL字型のハンドル。 ウシは牛のカーブした角の形状が語源。 【原語】算用数字、アラビア数字
【和語】あまねめな
【付言】形容詞「遍し=普遍的な」の語幹+メナ(数字)。
世界でもっとも広汎に広まった数字体系なので。
メナのメは数を表す記号(サイコロの目、目盛りなど)から、ナは「字」。合わせて数字の意に。
【原語】バーコード
【和語】しまめな
【付言】縞+メナ(数字)。 【原語】オーガニックコットン、有機栽培木綿
【和語】ちわまめかな
【付言】チワマメ(エコロジカルな)+カナ(木綿)。
チワ(過去スレ「命の輪⇒生態系の循環」)+マメ(忠実な、誠実な)から。
殺虫剤や化成肥料の投与を控えた木綿、の意。
【原語】ガントリークレーン
【和語】すべりざる
【付言】滑り+猿(高所に吊るした滑車。ぶらさがる姿から)。
固定された通常の「猿」と異なって、レール上を滑って前後左右に移動できる起重機。
(港湾や工場内で資材の上げ下げ用に作りつけられたあれね) 【原語】オスプレイ
【和語】はねじはび
【付言】羽(主翼)+捻じ+ハビ(過去スレ「飛行機」)。
主翼を自在にひねって飛行する飛行機。
【原語】ウェストポーチ
【和語】おびだら
【付言】帯+ダラ(腰に吊るすポーチ状の煙草入れ)。
煙草入れに帯を付けて腰に回せるようにしたもの。 【原語】シーレーン、海上交通路
【和語】おきみお
【付言】沖澪。澪は通常港近くの近海域だけを指すので、遠洋部の航路を指すため「沖」を付加。
【原語】オープンカフェ
【和語】おもていれや
【付言】表(=戸外)+淹れ屋(喫茶店。コーヒーや紅茶を「淹れる」店)
【原語】クラブDJ
【和語】うすまえ
【付言】臼前。「俎の前で働く人⇒板前」の応用。
ハマ臼=レコードのターンテーブル、の前に立って演奏する人の意。
(ハマ=円盤=レコード。臼も回転させて材料をきしませ音が出る道具なので) 【原語】ハラルフーズ
【和語】ころかて
【付言】コロ(過去スレ「イスラム教」を意味する語素)+糧。
【原語】オカリナ
【和語】はにぶえ
【付言】埴笛。埴は埴輪のハニと同義。
【原語】アロハシャツ
【和語】にしきたり
【付言】錦+タリ(明治期の用語で洋服のシャツ。原義は襦袢から)。
和布を洋服の生地に用いた由来から。
種類は多彩ながらも鮮やかな花鳥柄、時に絹も用いられたところから「錦」で表現したもの。 【原語】テレビ局
【和語】かがいり
【付言】名詞「かげ(映像)」の接続形+圦(用水路や水田の取水口)。
放送することを「流す」と呼ぶことから、電波放送を「用水を流す」行為に見立てたもの。
河川や井戸の水源から取水した用水を広い田畑に送る水門を「圦(いり)」と呼ぶところから。
【原語】東京テレビ
【和語】にしくぼかがいり
【付言】現所在地・港区虎ノ門の旧地番「西久保」から。
【原語】TBS、東京放送株式会社
【和語】あかさかかがいり
【付言】現所在地・港区赤坂から。
「東京」を社名に冠する放送局は複数あって(あとMXテレビとか)まぎらわしいのであえて地番や字で。 【原語】ランドセル
【和語】かわおい
【付言】革笈。笈は木製の背負い箱。
【原語】ICレコーダー
【和語】めてぶきこ
【付言】メテ(過去スレ「デジタル」)+フキコ(録音機)。
フキコは動詞「吹く=録音する。吹き替え、吹きこむ等」の連用形+道具を表す接尾辞コ(振り子、鳴る子、呼ぶ子等)。
デジタル方式で録音する機械。
【原語】(CGの)フレームワーク
【和語】かごがき
【付言】書道や日本画の技法「籠抜き・籠写し」の応用で「籠書き」。
細い線状の素材が立体を形成する編み籠のように、輪郭線のみで対象を描く伝統手法を3次元に応用。 上スレの「めてぶきこ」は「なてぶきこ」の誤記でした。
メテはアナログで、デジタルはナテでした。
【原語】ブザー
【和語】とちぜみ
【付言】トチ(過去スレ「電気」)+蝉。
ブブブという音が蝉(特にアブラゼミ等)に似るので。
【原語】チャイム
【和語】とちすず
【付言】トチ(電気)+鈴。既存の漢語「電鈴」より。 【原語】ソーセージ
【和語】ししこ
【付言】シシ(肉)+コ(魚の卵巣。たらコ、すじコ等のコ)。
半透明の薄皮に細かな中身がびっしり詰まって細長い袋状を成す共通点から見立てて。
【原語】フランクフルトソーセージ
【和語】あたししこ
【付言】咫(アタ=長さの単位)+ししこ(ソーセージ)。
1アタが親指から中指までの長さ由来なので、1アタ前後のサイズのソーセージの意。
【原語】ウィンナーソーセージ
【和語】きししこ
【付言】寸(キ=約1寸)+ししこ(ソーセージ)。
おおむね1寸前後のソーセージの意。 【原語】チューインガム
【和語】かみちき
【付言】噛み+チキ(ゴム)。
チキはチ(植物から分泌されるラテックス主体の乳液)+キ(生=純粋な成分)でゴムの意。
【原語】(テニス場の)ラバーコート
【和語】ちきびきかかり
【付言】チキ(ゴム)+引き+カカリ(球技場)。
既存語「ゴム引き」の類推。カカリはもと蹴鞠の球技場の意を球戯全般に語義拡張したもの。
表面をゴム引きにしたテニスコート。
【原語】石油化学コンビナート
【和語】ぎらふきば
【付言】ギラ(越後弁で原油)+吹き場(精製所)。
動詞「吹く」には「原鉱から金属を精錬する」の語義があるため応用。 【原語】(スポーツでの予備動作の)ルーティン
【和語】くりぶり
【付言】繰り振り。
「身振り」「振付」等、身体動作を表すフリに、動作の反復を意味するクリを合わせたもの。
踊りの振り付けのように前もってパターン化された動作の意。
【原語】マイナンバー
【和語】もろたみめな
【付言】>>428「メナ=数字」の応用。諸民(もろたみ)→全国民、に割り振られる番号。
【原語】(照明器具の)シーリングライト
【和語】あまあかり
【付言】天(アマ=天井の古称)+灯り(照明)。天井に造り付ける電灯。
【原語】メリーゴーラウンド
【和語】いこまいどの
【付言】イコ(過去スレ「馬」)+舞い+殿。
馬の人形が上下動と円運動で舞うような動きをする宮殿風の遊具。
【原語】メインボーカル
【和語】たてうたいて
【付言】立て(「立役者」「立て女形」など「筆頭の」の意)+謡い手。
【原語】(蒸留酒の)バーボン
【和語】おおぼつゆめき
【付言】大穂(過去スレ「トウモロコシ」)+露芽酒(ツユメキ=過去スレ「ウイスキー」)。
トウモロコシが主原料のウイスキー。 【原語】(ノートパソコンの)タッチパッド
【和語】つまたきいた
【付言】爪(指先)+動詞「綰く=操縦する」の連用形+板。
【原語】(シリアル食品の)フルーツグラノーラ
【和語】ひとしみ
【付言】干+トシ(穀物の総称)+実。干した穀粒と果実からなる健康食品。
【原語】(海獣の)セイウチ
【和語】きばみち
【付言】牙+海驢(ミチ=あしか)。アシカと同じ鰭脚類で牙を生やした海獣。 ギラ吹き場、繰り振り、天灯り、立て謡い手、爪綰き板……
いいね 【原語】コーヒーサイフォン
【和語】たねゆこしき
【付言】種湯(過去スレ「コーヒー」)+甑。
甑は二層式の容器が土台に乗った調理具。
加熱された下段容器から登る湯気が上段容器の食材を調理する点がコーヒーサイフォンと共通するので。
【原語】シャトルバス
【和語】はしけおおい
【付言】艀+大坐(おほゐ=大勢座れる車=過去スレ「バス」)。
艀は本船と港湾の間を往復する輸送船。
往復輸送を繰り返す点がシャトルバスと共通するので。
【原語】マインドコントロール
【和語】むしばかし
【付言】虫(無意識)+化かし。
「虫の知らせ」「虫が好かない(理由がはっきりしないが好きになれない)」「腹の虫」等の用法から。
相手の虫(潜在意識)を、本人に気付かれずに操る行為。 【原語】パロディ
【和語】ざれもじり
【付言】戯れ+もじり。冗談でオリジナルを改変して楽しむこと。
【原語】オマージュ
【和語】たたえもじり
【付言】原作への尊崇の念から自己流に改変した作品、または行為。
【原語】劣化コピー
【和語】うつしまけ
【付言】写し負け。「名前負け=力量が名前に負ける」の語例をもじり、
オリジナルにコピーがかなわないさま。 【原語】フェルト
【和語】ねりかも
【付言】練り氈。編み物でも織り物でもなく、毛を揉んで平たくしたもの。
氈(カモ=毛織物)に見えるが織っていない特徴から。
【原語】デニム
【和語】まきがな
【付言】牧(マキ=牧場)+カナ(木綿の布)。
過去スレに「ジーパン=まきだこ(牧場の股引)」があったので応用。
米国で牧夫(カウボーイ)がデニム生地の作業服を着用したのが普及の契機なので。
【原語】シャンブレー
【和語】ひらまきがな
【付言】上の「デニム=まきがな」が綾織りなので、平織りバージョンの生地、の意味で。 【原語】インフレ、通貨膨張
【和語】くにがねぶくれ
【付言】漢語訳「通貨膨張」から意訳。
一国が定めた貨幣単位=通貨なので国金(クニガネ)。膨張を「膨れ」で表現。
【原語】デフレ、通貨収縮
【和語】くにがねしぼみ
【付言】通貨=クニガネ、の収縮現象の意。収縮を「凋み」で表現。
【原語】スタグフレーション
【和語】なずみ(くにがね)ぶくれ
【付言】動詞「泥む=伸び悩む」+国金膨れ(インフレ)。
景気停滞下で物価が上昇する現象。ナズミは不況の意。
冗長なのでクニガネを省いても通じるかな? >>444
まき(牧)のマは漢語の馬に基くからこれも言い換えなければならないのでは? ありゃ、うかつでした。
他にいい言い換え方法はないかな、と考えたところ・・・
デニムが普及した米国西部は牧場のみならず広大な開墾農場でもあったので
「墾(はり)=開墾地。愛媛県今治市のバリもこの語」からとって
【原語】デニム
【和語】はりがな
【付言】墾(ハリ=開墾地)+カナ(木綿の布)。
と改めてみたがいかが。 【原語】ドナー、臓器提供者
【和語】ごろぬし
【付言】株主、船主、家主等の応用で「ゴロ(臓器の総称)+主」。
イカなど海生生物の消化器・循環器・生殖器等をひっくるめた呼称から。
自分の臓器を他人に提供する人。
【原語】ダンジョン、地下城塞
【和語】しきじろ
【付言】鋪(シキ=坑道)+城。地底に張り巡らせた城塞の意で。
【原語】ヒロイン、女性主人公
【和語】めじて
【付言】女+仕手(シテ=能・狂言で主人公)。 【原語】リストコンピュータ
【和語】くしろあば
【付言】釧(クシロ=バングル状の腕飾り)+網端(アバ=過去スレ「コンピューター」)。
手首に巻いて携行できる小型コンピューター。
【原語】オリジナルソング
【和語】けもとうた
【付言】異(ケ=特異な、独特な)+元(根源、起源)+歌。
他の曲とは起源・出自を異にする歌、の意。
【原語】インタビュー、会見取材
【和語】まみえどい
【付言】見え(まみえ=直接会見すること)+問い。
じかに会って質問をする機会。 【原語】モザイク(芸術)
【和語】かけらじき(欠片敷き)
【付言】小さい欠片を敷き詰める飾り方なので
【原語】モザイク処理(画像加工)
【和語】いちまつぼかし(市松暈し)
【付言】市松模様の形にぼかすので 【原語】スーパータンカー
【和語】どはずぶね
【付言】ド(強調の接頭辞)+水箱(ハズ=船内の水槽)+船。
ハズは和船の船内に造り付けられた飲料水貯蔵のための水槽。
船内の大部分が水槽からなる船=タンカーを指してハズブネと。
ド田舎、ドけちなど、「並はずれた規模の」の意の接辞を冠して超巨大タンカーの意に。
【原語】ワープ航法
【和語】ばわげわたりしど
【付言】(物理学の用語としての)「場」+綰げ(丸く曲げる)+渡り(航海)+仕処(シド=手段、方法)。
場=空間をたわめて一端と一端を短絡させ瞬時に航行する移動術。
【原語】(会場内の小区画の)ブース
【和語】へつぼ
【付言】隔(へ=仕切り)+坪(狭い一区画)。会場内に臨時に仕切られた一区画。
「ヘ」は「部屋」「隔てる」の語素・ヘと同義。 【原語】(ハーブの)バジル
【和語】めぼうき
【付言】目箒。江戸時代からの既存語。
粘液がゴミを除くので目薬とされたとの説あり。
【原語】ローズマリー
【和語】くすえ
【付言】樟+荏。樟はクスノキ、荏はシソやエゴマなどシソ科の植物の総称。
クスノキから採れる樟脳に似た爽やかな香りがするので。
【原語】サルビア
【和語】いなえ
【付言】稲+荏。頂上に花が咲いた列がイネの穂に似ている点、
また開花した花びらが半開きの籾殻に似通っている点から。 【原語】(ハーブの)カモミール
【和語】ずみちな
【付言】ズミ(バラ科の果樹。リンゴとごく近縁種)+チナ(乳菜=キク科の植物の総称。過去スレより)。
リンゴの実に似た芳香の、キク科のハーブ。
【原語】スペアミント、西洋薄荷(セイヨウハッカ)
【和語】しぼすがえ
【付言】纈(シボ=ちりめん状の凹凸)+清荏(スガエ=はっか、ミント)。
葉の表面に細かなシボがあるのが特徴の薄荷(はっか)。
「清々しい」「すがやか」等の語幹「スガ」とシソ科の総称「エ」を合成して
「香りに(スースーする)清涼感あるシソ科のハーブ」の意でスガエ=ミントの訳語に。
【原語】オレガノ
【和語】あらすがえ
【付言】荒+スガエ(ミントの総称)。
近縁種のスイートマジョラムに似るが、強い香りと苦みを帯びた野性的な風味から。
英名wild marjoramの応用。 かしめ【原語】リベット
【和語】へしぼし
【付言】圧し+星(鋲、スタッド)。
甲冑などに広義のリベット=星が用いられているが、天体の星と区別するため、
ハンマーで叩きつぶして完成させる意味で「ヘシ」を付加したもの。
【原語】ボルト
【和語】ねじほぞ
【付言】螺子(工具のネジ)+臍(ホゾ=栓型の建材)。
ネジのように螺旋状の溝が切られた円筒状の栓。
【原語】ナット
【和語】ねじこしき
【付言】螺子(ネジ)+轂(こしき=車輪が車軸から脱落しないようはめる金具)。
穴の内側に螺旋状の溝が切られた轂状の金具。
棒状の車軸に轂をはめて車輪を固定する形状が、
棒状のボルトにナットをはめて部材を固定するさまに共通するので。 >>454
出だしのカシメは削除してくださいスンマセン
動詞「かしめる」から派生させようか迷ってたのが残ってしまったorz
【原語】マント
【和語】きぼろ
【付言】動詞「着る」の連用形+袰(ほろ=背に垂らして矢を防ぐ武具)。
肩から背後に垂らしてまとう姿の類似から。
武具としてでなく衣服として「着る」袰、の意味で。
【原語】ショール
【和語】かたびれ
【付言】肩+比礼(ヒレ=裾の長いショール状の布)。
主に肩を覆う程度の長さの比礼。ヒレは語源上、魚の鰭と同源。 【原語】スパイウェア
【和語】うかみあばふれ
【付言】窺見(ウカミ=斥候、密偵)+アバフレ(プログラム)。
他のコンピュータ内の情報を盗み見るプログラム。
アバフレはアバ(過去スレ「コンピュータ」+触れ(お触れ、等「命令」の意)。
コンピュータへの命令文→プログラム。
【原語】ウルトラファインバブル
【和語】きわこまあわ
【付言】際(=限界)+細+泡。限界まで細かく刻んだ水泡。
【原語】BMX、バイシクルモトクロス
【和語】わざちゃり
【付言】積載量でも速力でもなく、多彩なアクロバット的テクニック(=技)を
繰り出すことが主目的の自転車なので。 ほい【原語】ミニチュアダックスフント
【和語】まめたついぬ
【付言】豆竜犬。豆は「まめしば=小型の柴犬」の類推。
「ダックスフント→竜犬」は長い鼻先と胴長短足な体形が竜に似るところから。
【原語】ドッグラン
【和語】いぬおろ
【付言】犬苙。苙(おろ)は柵で囲った中に家畜を放す場所。
【原語】ランニングホイール
【和語】こめこぎぐるま
【付言】込め+漕ぎ+車。込め(車輪の内側に人・動物を入れる)て漕がせる車輪。
よく小動物のペットに中で走らせてクルクル回す籠状の車輪のあれね。 【原語】アルカイダ
【和語】ころす
【付言】コロ(過去スレより、イスラムの語素)+巣(本拠地、アジト)
アラビア語カーイダ「本拠地、基地」の訳。「不良の巣」のような語例から応用。
テロも辞さない武装組織ゆえ「殺す」とも掛けてみた。
【原語】KKK、クー=クラックス=クラン
【和語】きのそらやき
【付言】「木の空=十字架」+焼き。
KKKの集会で特徴的な儀礼「鉄製の巨大十字架を燃やす儀式」にちなんで。
十字架を焼く連中、の意味で。
【原語】IS、イスラム国
【和語】つきころぐに
【付言】過去スレ「ころぐに(回教の国)」を改良。
「回教国」を国号に冠する国家は他にも多数あるので(パキスタン等)、
現在ISが占領している領域の古称「肥沃な三日月地帯(イラク北部からシリア北部にまたがる平原)」にちなんで。
自称の一つ「イラク・レバントのイスラム国」を応用したもの。 【原語】ハイリスク・ハイリターン
【和語】おおいくり、おおもうけ
【付言】ハイリスク「大+海石(いくり=海中の隠れ岩)」とハイリターン「大儲け」。
イクリ(隠れ岩)は事前に察知し回避すれば安全に航行できるが、
回避が遅れると座礁や転覆・沈没のリスク(潜在的危険性)をはらむことからリスクの語義を付加。
儲けは「投資した以上の収益を収めること」の意味でリターンの訳語に。
【原語】囲碁
【和語】つじしめ
【付言】辻+動詞「占める(占領する)」の連用形。
碁盤の縦線と横線の交点を二者が奪い合い、奪った数を競う遊戯。
【原語】オセロ
【和語】めじめ
【付言】目+占め。
「目」は「碁盤の目」の語例のように、縦線と横線で囲まれた四角の中。
交点を奪い合う囲碁と違って「目」を奪った数を競うので。 【原語】ジャングルジム
【和語】ちごやぐら
【付言】稚児+櫓。子供の中でも稚児(幼児)が好んで登る櫓。
【原語】(工事現場の)ウマ、A型バリケード
【和語】さえばさ
【付言】動詞「障ふ(=じゃまする、さえぎる)」の連用形+稲架(はさ。いなかけとも。刈った稲を干す木組み)。
工事現場で立ち入り禁止を告げるための(通常虎縞の)バリケード。
ハサの形状がA型バリケードに似るので。
【原語】セグウェイ
【和語】たちばた
【付言】立ち+バタ(過去スレでスクーター・オートバイの総称)。
立った姿勢で走る二輪の乗り物なので。 【原語】宅配便
【和語】にとどけ(荷届け)
【原語】宅配便業者
【和語】にとどけや(荷届け屋)
【原語】宅配ボックス
【和語】にとどきばこ(荷届き箱) 【原語】シーザーサラダ
【和語】こわちさきあえ
【付言】強苣(コワチサ=ロメインレタス)+生和え(キアエ=サラダ)。
ロメインレタスの葉は通常のレタスより芯が硬い(剛性が高い=コワい)のが特徴なので。
サラダは加熱しない生食材が主体なので「生(き)+和え」。
【原語】ホットドッグ
【和語】まてぼた
【付言】真手(二枚貝「マテガイ」の別名)+ホタ(過去スレ「ほた=パン」より)。
長細いパンの外観がマテガイの貝殻に似、
長細いソーセージの外観がマテガイの肉に似るところから。
【原語】ティラノサウルス
【和語】ほてたつ
【付言】秀手(ホテ=相撲のトーナメント戦で優勝力士)+竜(ここでは恐竜の意)。
あらゆる恐竜の食物連鎖の頂上にいたと考えられることから、
「恐竜界最強の恐竜」の意で。 【原語】(重量物を持ち上げる)ジャッキ
【和語】かいぜり
【付言】動詞「支う=つっかい棒等で支える」+セリ(歌舞伎の舞台で役者を昇降させる装置)。
歌舞伎舞台のセリは造り付けで運搬できないが、ジャッキは自在に差し込めるので。
【原語】ボートピープル
【和語】うみおちうど
【付言】海落人。海を渡る難民。
【原語】アグロフォレストリー
【和語】はたそま
【付言】畑+杣。農業と林業を融合した栽培手法。 【原語】階、フロア
【和語】やよ
【付言】屋(や)+節(よ)。
屋は建物全般、節はイネ科植物のフシとフシの間の空洞部分の意。
タケやササやムギの「ヨ」を建築物の階層に見立てたもの。
【原語】高層マンション
【和語】おおよもず
【付言】多+節(ヨ)+蔟(もず=過去スレ「マンションを含む集合住宅の総称」)。
多層のマンションの意。 モズで建物と分かるのでヤヨのヤは省略してみた。
【原語】地階、地下階
【和語】ねやよ
【付言】根(地中部分の象徴)+ヤヨ(階)。
植物体の地下部分を象徴する根を建築物の地階に見立てて。
例:「地下3階」は「ねみやよめ(根三屋節目=地中第3階)」と表現。 【原語】スタジアム、競技場
【和語】こみす
【付言】動詞「込む」の連用形+巣。
「込む=場内に人を大勢入らせる」は「混む=場内が大勢の人でひしめく」と同源。
巣(す)は「同じ目的を持った人が集まる場所」の意から。例「不良の巣」「愛の巣」等。
2008年北京五輪のメイン会場が「鳥の巣」だったように、鳥類の巣とスタジアムは形状が似ることも一因。
∴大観衆を収容できる(通常)円形の施設。
コンサートや集会にも使われるので、あえて「スポーツ施設」の語義は含ませなかった。
【原語】アリーナ
【和語】こみだて
【付言】込み+館(たて)。スタジアムに比べ屋根付き+箱型の形状が多いので。
【原語】コロシアム
【和語】うちこみす
【付言】動詞「討つ=武器・武力で敵を倒す」の連用形+前出のコミス(スタジアム)
「コロシアム」の原義は円形闘技場。
格闘技や武道の試合場として多く使われるので、「討ち」で象徴させたもの。
コミス(スタジアム)の格闘技・武道特化版、の意で。 464です。
以前は既存語「層(こし)」で「階、フロア」の訳語に当てていたんだけど、
最近、改めて語義を調べたらどうも「上の庇と下の庇との間が一層(ひとこし)」と数えるようなので
五重塔は「五層(いつこし)」であっても必ずしも5階建てとは限らないようなので、
じゃあ何か別の訳語を新造しなくちゃならないか・・・と思い考案してみた次第。
考え過ぎなら不要かもね。
新しく語義を追加してもいいのかもしれないけど。 その点、英語はfloor「ゆか」と表現するので分かりやすいね。
【原語】ライバル
【和語】せりもこ
【付言】競り+モコ(=相手。妻の配偶者としての「婿」と同源)。競争相手の意。 【原語】インボイス、税額票
【和語】つきびかえ
【付言】つき(租税、年貢)+控え。
納税した証明としての徴収控え。
【原語】(乗り物の)パイロット、操縦士
【和語】へい
【付言】舳(船の先端)+居。
仲居(「中にいる人」→料亭や旅館の女中)や
殿居(「御殿にいる人」→宿直、当番)等の応用。
船に限らず飛行機などの先端部に着座して操縦を行う人の意。
【原語】ビッグバン
【和語】うぶはぜ
【付言】産(出産に関する語素)+動詞「爆ぜる」の連用形。
ウブは産湯・産声・産着など出産に関する語に付くのを応用し、
「人生最初の」の語義を「史上最初の」に転義。
宇宙の歴史で最初の爆発、の意。 【原語】サイレントベビー
【和語】もだやや
【付言】黙(もだ=沈黙)+ヤヤ(=乳児。方言で現存)。
通常泣き声を上げるはずの状況でも泣かないような、反応の乏しい乳児の意。
【原語】(自動車前部の)フロントグリル
【和語】へさな
【付言】舳(乗り物の先端)+サナ(金属製の格子)。エンジンルーム前方の格子部分。
【原語】ホワイエ、客溜まり
【和語】ひとづつみ
【付言】人+堤(つつみ=ここでは「調整池」)。
氾濫や洪水であふれた水を収容する調整池を、劇場やイベント会場でどっとあふれる
来場者の流れを受け流すホワイエに見立てて。 【原語】累進課税
【和語】きざみましおおせ(刻み増し負せ)
【付言】段階的に増していく税の取り方なので 【原語】サボテン
【和語】うにぎ
【付言】雲丹+木。全身を鋭いとげが覆っている姿をウニに見立てて。
【原語】ドラゴンフルーツ
【和語】うろみ
【付言】ウロ(鱗の古語)+実。果皮が竜の鱗に似て見えるので。
【原語】パパイヤ
【和語】ちちうり
【付言】乳+瓜。実の外観がウリに似るが果汁が乳状なので。 【原語】マンゴー
【和語】あまはぜ
【付言】甘+櫨。ハゼノキはマンゴーと同じウルシ科の樹木なので。
甘い果実を付けるウルシ科の果樹、の意。
【原語】ラズベリー
【和語】とげいちご
【付言】棘苺。他のベリー類に比べて長いとげが特徴なので。
【原語】ペンギン
【和語】みちどり
【付言】海驢(みち=海獣のアシカ)+鳥。
外観が似るほか、海生、魚食、歩行より潜水が上手、などの共通点から。 【原語】ハイビスカス
【和語】かきあおい
【付言】垣+葵。沖縄では民家の生垣にふつうに植えられるところから。
【原語】胡麻
【和語】さやえ
【付言】莢+荏(えごま)。
シソ科のえごまの実は穂の形に稔るが、ゴマ科のゴマはさやに稔るので。
【原語】超音速機
【和語】おととさごえはび
【付言】オトトサ(音速)+超え+ハビ(過去スレ「飛行機」)。
トサは「疾さ=はやさ」から。
時刻の早さ(朝早く、等)や作業の速さ(手早い、等)と区別して移動速度に意味を特化させるため新造。
音のトサ(速度)を超える飛行機、の意。 こんな過疎板でこんなに継続的にがんばってるのは素直に凄いと思います。
造語の基本語彙は普通の国語辞典や古語辞典で見つけるのでしょうか。
それ以外に有用な書物を使ってるのでしたら教えてください。 おお、お客人でしょうか。ようこそいらっしゃい。
「この一冊にすべての和語を網羅!」・・・って書物ってないんですよねトホホ
一番収録数が豊富なのはニッコクこと「日本国語大辞典」ですね。
古語・方言・俗語・職業用語等の豊富さで広辞苑をぶっちぎっています。
このスレの訳語の元は、各分野の専門用語をそれぞれ地道に調べて考え出しています。
工業用語なら職人さんの用語集、軍事用語なら昔の合戦の用語から採取・・・という感じですね。