■古典語のはなし■ [無断転載禁止]©2ch.net
古典語についてのスレッドです。
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歌にはふつう外来語としての漢語(中国語)は用いない。
ただ、「馬」や「梅」のようにそうとう古く日本に入ってきて、
『万葉集』の時代にすでに外来語という意識がないものはよく出てくる。
『万葉集』にある漢語は限られており、多くが巻十六に集中している。
以下、いくつか例歌を挙げよう。
○寺々の 女餓鬼まをさく おほみわの 男餓鬼たばりて その子産まはむ 巻16-3840
*女餓鬼(めがき)、男餓鬼(おがき)は漢語
○心をし 無何有の郷に 置きてあらば 藐姑射の山を 見まく近けむ 巻16-3851
*「無何有(むがう)」も「藐姑射(まこや)の山」も出典は『荘子』逍遥遊篇。
以上のように漢語が使われるのは特殊な例ばかりだった。
漢語を使わないということほかにも、『万葉集』では、「鶴」の意味で
「たづ」は使うが「つる」は使わない、「蛙」の意味で「かはづ」は使
うが「かへる」は使わないなど、用語に使い分けがあった。 >親の職業や社会的地位で生徒を差別していた
元大阪府立高校の国語教師・村井正三は
もう地獄へ落ちただろな
そうかw